初心者から上級者まで使える、株用語集です。
初心者にも、分かりやすい説明をします。
Contents
株初心者の株用語『初心者から上級者まで使える株用語集・い~』
ETN
『ETN』とは、上場投資証券のことです。
金融機関などの発行体が、信用力をもとに発行する債券。
発行体の倒産や、財務状況などにより『ETN』の価格が下落したり、無価値になる場合もあります。
ETF
『ETF』とは、上場投資信託のことです。
『ETF』は、現物株式などの資産を保有しているので、『ETF』の組成会社に何かあっても、投資家の資産は分別管理となっているため保全されます。
EPS
『EPS』とは、1株当たりの利益のことです。
板
『板』とは、買い方と売り方の指値を気配値といい、この気配値の売買注文状況を並べたものです。
委託手数料
『委託手数料』とは、証券会社に口座を開き、売買を委託する際に証券会社に支払う手数料のことです。
委託保証金
『委託保証金』とは、信用取引や発行日決済取引を行う際に、証券会社に入れる担保のことです。
原則、売買成立日(約定日)から数えて、3営業日目の正午までに入れなくてはいけません。
『委託保証金』の額は、約定代金の30%以上となります。
現金だけではなく、株式や債券などの一定の有価証券で、代用することも可能です。
しかし、代用有価証券は値動きがあることから、時価に一定率を掛けた金額で評価額が計算されます。
信用取引した株式に評価額が発生した場合、『委託保証金』はその評価額を引いて、約定代金の20%以上を維持しなくてはなりません。
もし下回った場合は、追加保証金(追証)を入れなくてはいけません。
板寄せ
『板寄せ』とは、証券取引所の売買成立方法です。
相場の始値を決める際に使われます。
板から、まず成行注文を優先し、次に高い買い注文と、安い売り注文を合わせ、数量的に約定価格を決める方法です。
一単元
『一単元』とは、株の取引する際の最低数量のことです。
2018年10月から、単元株は100株に統一されました。
一目均衡表
『一目均衡表』とは、日本で生まれたテクニカル分析の一つです。
ローソク足と5本の補助線
・基準線
・転換線
・遅行線
・先行スパン1
・先行スパン2
を用いてグラフを形成します。
特に『雲』と言われる抵抗線が特徴です。
一般口座
『一般口座』とは、通常の銀行口座を、証券取引用の口座として利用することをいいます。
しかし、メリットはないので、『特定口座』の利用をお勧めします。
一般信用
信用取引には、『一般信用』と制度信用があります。
『一般信用』は、金利・貸株料・返済期限などを、証券会社と顧客の合意のもと、自由に決められます。
返済期限も制度信用よりも長くなりますが、期間は各証券会社によって異なります。
ほぼ全ての上場銘柄で、買い建ては可能ですが、売り建てはごく一部に限られています。
なお、『一般信用』では逆日歩が発生しません。
しかし、『一般信用』も制度信用も可能な銘柄の場合、『一般信用』の方が金利を高く設定されている証券会社が多いです。
移動平均線
『移動平均線』とは、一定期間の価格から平均値を計算して、折れ線グラフで表したものです。
株価の価格をあらわすローソク足と組み合わせ、売買タイミングを計る時によく使われます。
一般的に、
日足チャートの場合 ⇒ 5日線、25日線
週足チャートの場合 ⇒ 13週、26週
が使われています。
また、長期移動平均線を、短期移動平均線が下から上に交差することを『ゴールデンクロス』と言い、上昇のサインとされています。
その逆に、上から下に交差することを『デッドクロス』と言い、下落のサインとされています。
イナゴ(イナゴ投資家)
『イナゴ』とは、短期で材料株の回転売買を繰り返す、個人投資家のことをいいます。
イブニングセッション(ナイトセッション)
『イブニングセッション』とは、金融商品取引所の先物、オプション取引で、通常の日中取引の前場・後場に続いて行われる立ち合いのことをいいます。
インカムゲイン
『インカムゲイン』とは、配当金や分配金、株主優待などの特典などのことです。
インサイダー取引
『インサイダー取引』とは、会社の内部情報や未公開情報を知っている人が、株の取引をして不正に利益を得ることをいいます。
陰線
『陰線』とは、ローソク足の始値に比べ、終値が安かった場合に、一般的に黒で表し『陰線』といいます。
インタレストカバレッジレシオ
『インタレストカバレッジレシオ』とは、企業が負債である借入金などの利息の支払いが、できるかどうかを計る指標です。
(営業利益 + 受取利息 + 受取配当金) ÷ (支払利息 + 割引料)
上記の計算で算出されます。
インデックス
『インデックス』とは、マーケットの動向を表す指標のことをいいます。
・日本では『日経平均』
・アメリカでは『ダウ平均』『ナスダック総合指数』
などがあります。
使われる用語として、
・インデックス運用 ⇒ インデックスに基づいて運用すること
・インデックスファンド ⇒ インデックス運用を中心とした投資ファンド
などもあります。
インバウンド
『インバウンド』とは、海外から日本へくる観光客をいいます。
『インバウンド銘柄』は、訪問客により経営状態の影響を受ける、会社の銘柄のことになります。
インバース型上場投資信託
『インバース』とは、『逆の~・反対の~』という意味です。
上場投資信託は、特定の指標に連動することを目指して運用され、上場されている投資信託をいいます。
目指す指標は、暴落率のマイナス○○倍と計算されています。
株価が下がった時に、より大きな利益を得られます。
逆に、プラス○○倍と計算された指標を目指すのが『レバレッジ型上場投資信託』といいます。