株の注文方法は3種類『指値、成行、逆指値の内容を分かりやすく解説』

『株の注文方法が、よく分からない…。』

『株式口座を開いたけど、どうやって株を買うの??』

 

 

株式投資を始めると決めて、証券口座を開設しました。

これで、株のスタート準備が整い、株を買ってみよう!!

なんて意気込んでみたものの、株の売買をするための『注文方法』にも種類があり、内容が分からず苦戦していませんか??

 

 

『どれも買うには変わらないし、どれでも良くない?』

なんて、間違った勢いで、適当に選んでは損をするので絶対やめて下さい。

 

 

いざ、株の売買を注文する時に、2種類の注文方法があると気付くはずです。

・指値注文

・成行注文

 

 

この違いを理解しておかないと、

『思っていた価格と違う』

『株を買えなかった』

なんてことが起きてしまいます。

 

 

『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』

『株の収益だけで生活をしている、専業6年目の個人投資家です。』

 

 

株の注文方法を間違えて、株が売買できない時があります。

せっかく勉強し、細かく分析して銘柄を決めたのに、売買タイミングを逃してしまうのは、非常にもったいないですね…。

 

 

そこでこの記事では、初心者にも分かる『株の注文方法』を、3種類紹介します。

・指値注文

・成行注文

・逆指値注文

 

 

読み終えた時には、3種類の『注文方法』の違いを理解でき、実際のトレードに役立つはずです。

『注文方法』を使い分けて、あなたの利益機会を増やせるように、参考にして下さい。

 

 

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株の注文方法は3種類『指値、成行、逆指値の内容を分かりやすく解説』

それでは、3種類の注文方法の違いを紹介します。

・指値注文

・成行注文

・逆指値注文

 

『注文のタイミングを知るためにも、板も理解しましょう』

 

 

 

指値注文とは

まず初めに、『指値注文』の説明をします。

指値注文』とは、買うもしくは売る値段を、自分で指定して注文する方法です。

 

 

例えば、

・500円の指値で、1,000株の買い注文

・700円の指値で、1,000株の売り注文

といった使い方をします。

 

 

『指値注文』は、

買い注文であれば指値以下の株価

売り注文であれば指値以上の株価

にならないと注文が成立しません。

 

 

つまり買いの場合、自分が設定した金額よりも、高い金額で注文は成立しません

売りの場合は逆で、設定よりも安い金額では成立しないのです。

 

『仕事で時間が無い人は、指値注文が基本ですね』

 

 

指値注文の例

・500円の指値で買い注文

 ⇓

・株価が500円以下

 ⇓

・注文の成立

 

 

成行注文とは

次に、『成行注文』の説明です。

成行注文』とは、値段を指定しない注文方法です。

 

 

・成行で1,000株の買い注文

・成行で2,000株の売り注文

といった使い方をします。

 

 

取引時間中に『成行の買い注文』を出すと、そのときに出ている『最も低い価格の売り注文』に対応して、即座に注文が成立します。

 

 

同様に『成行の売り注文』の場合は、『最も価格が高い買い注文』に対応して、注文が即座に成立することになります。

 

 

簡単に言うと、狙った金額ではなくても、近い金額で取引がされます。

 

『とにかく買いたい、売りたい時は成行注文です』

 

 

成行注文の例

・株価が300円

 ⇓

・最も価格が低い売り注文が310円

 ⇓

・最も価格が高い買い注文が290円

 ⇓

・成行の買い注文

 ⇓

・310円で買いが成立

*成行の売り注文の場合は、290円で売りが成立

 

 

逆指値注文とは

最後に、『逆指値注文』の説明です。

 

 

『逆指値注文』の場合、

・株価500円の逆指値で買い注文

の場合、株価が500円以上にならないと注文されません。

 

 

同じく

・株価500円の逆指値で売り注文

の場合、株価が500円以下にならなければ売り注文がされません。

 

 

買い注文の場合は、逆指値『以上』にならなければ成立しません。

売り注文の場合は、逆指値『以下』でなければ注文が成立しないのです。

 

 

この点が、指値注文とは『』になっているから逆指値注文なのです。

 

 

更に、『逆指値注文』には、

・指値注文

・成行注文

があり、少し分かりずらいため、更に細かく説明します。

 

『逆指値のメインは、リスク回避ですね』

 

 

逆指値注文の注意点

逆指値注文には、『指値注文』と『成行注文』があります。

 

 

『ん・・・???』

ってなりますよね…。

 

 

『指値の逆なだけでしょ?』

普通に考えれば、このように思いますが、実は違うんです。

少し分かりずらいので、しっかり理解できるように説明します。

 

『逆指値は、少し複雑なので、しっかりと説明します』

 

 

逆指値注文の内容説明

逆指値注文の『逆指値』とは、証券会社が注文を市場に発注する価格なのです。

『逆指値』に株価が到達するまでは、証券会社は注文を預って株価を監視しています。

 

 

そして、株価が『逆指値』になって始めて、注文を市場に発注するのです。

『逆指値』の意味は、その株価になったら注文されるという事なんです。

 

 

そのため、『逆指値』とは別に、注文方法を決めなければならないのです。

 

 

その際に、通常の注文と同じく、

・指値注文

・成行注文

を決めて、もし『指値注文』なら、指値の価格を決めなければならないのです。

 

『予約の予約をする感じですね』

 

 

逆指値注文の取引例

逆指値注文の例1

・500円の逆指値買い注文、指値500円

 ⇓

・株価が500円に到達したら、500円の指値買い注文を市場に発注

 

逆指値注文の例2

・500円の逆指値買い注文、指値450円

 ⇓

・株価が500円に到達、450円の指値買い注文を市場に発注

 

 

上記の例のように、『逆指値注文』は行われます。

 

 

そのため、例えば株価が400円の場合に、例2の『逆指値注文』を出したとしましょう。

この400円の『逆指値注文』が成立するためには、株価が一旦500円以上になる必要があります。

そしてその後、450円以下に株価が下落する必要がある訳です。

 

『この流れになるため、逆指値が刺さらないことも多々あります』

 

 

確実に取引成立させるなら成行注文

一般の指値注文も同じですが、『逆指値注文』でも指値注文を出した場合には、必ずしも買える訳ではありませ

 

 

そこで、

・株価が500円以上に上昇したら確実に買いたい

という場合は、500円の逆指値買い注文で、成行という注文を出します。

 

 

株価が500円まで上昇したら、成行の買い注文が発注されることになります。

そうすれば、確実に買うことができます。

 

 

同じく、売り注文のときも確実に売りたいのであれば、成行注文をした方が良いと言えます。

 

『私は、逆指値をリスク回避で使うことが多いので、成行注文をよく使います』

 

 

注文方法でのメリット、デメリット

株取引の際に、覚えなくてはならない注文方法の内容を、理解できたと思います。

・指値注文

・成行注文

・逆指値注文

 

 

しかし、メインで使う『指値注文』と、『成行注文』のどちらをが良いのかに、悩むかも知れません。

そこで、『指値注文』と『成行注文』のメリット、デメリットも以前に紹介しているので、気になった方はこちらもご覧下さい。

 

『指値にも成行にも、メリット・デメリットがあります』

 

 

 

まとめ

今回は、株の売買の際に選ぶ、注文方法の内容や違いを紹介しました。

 

 

・指値注文

・成行注文

・逆指値注文

3種類の特徴を理解することができたでしょうか?

 

 

特に、『逆指値注文』は少し分かりずらいかもしれません。

しかし、『逆指値注文』を覚えることで、リスク回避をすることもできます。

 

 

特に、『損切』のラインを早めに設定しておいて、逆指値注文を入れておくことで、損失の幅を減らすこともできるのです。

そのため、3種類の注文方法を上手く使って、自分の希望に近い価格で、注文を出して売買をしてみて下さい。

 

 

 

 

 

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