皆さん、こんにちは
株式投資で生活をしている、専業投資家のICHIです。
現在は、株の利益だけで生活をしていますが、10代・20代の頃は、株の知識もなく、一切投資をしていませんでした。
なんでもっと若い内に、投資をしてこなかったのかと、正直後悔しています。
そこで、私と同じ後悔をしてもらいたくないと、株式投資をメインとした、お金の勉強ができるブログをアップしています。
Contents
株初心者はいくらから始める?不労収入までの4ステップ解説『中学生から始める株式投資』
それでは今回の内容です。
2・どれぐらいの金額があれば株だけで生活できる?
以上の内容で説明していきます。
初心者はいくらから始めるの?
まずは、株初心者は投資を始めるために、いくらから始めれば良いのでしょうか?
この内容は、人によって様々な意見があります。
例えば、投資なのだから、沢山のお金が必要だと言う人もいるでしょう。
そこで、私個人の意見をお伝えします。
答えは、10万円ぐらいから始めましょう。
なぜ少額から始めるのが良いのか?
株を始め投資は、資産運用です。
そのため、お金が増えなくては意味がありません。
しかし、投資の世界において、100%の勝率の人はいません。
どんな有名投資家でも、必ず損失を出します。
もしも、勝率100%の投資家がいたとしたら、それは嘘です。
もし仮にいたとしても、運よく勝って、数回の取引しか経験がない人でしょう。
つまり、投資をする以上、絶対損失は出るのです。
『じゃあ、投資する意味がなくない?』
と考える人もいることだと思います。
しかし、株を始め投資は儲かるのです。
その理由は、投資で利益をあげている人の内容に隠されています。
投資で利益を上げるためには、2つの方法があります。
・損失よりも利益が多い ⇒ 利益率が高い
以上の2種類です。
つまり、どれだけ利益を多く出し、どれだけ損失を少なくするかが重要なのです。
いくら勉強を積んだとしても、それだけでは投資で儲けることはできません。
絶対的に、お金を使った投資の経験が必要になります。
経験を積む中で、利益も出ますし、損失も出ます。
お金が増えることもあれば、減ることもある訳です。
それが現実です。
ですから、わざわざ大金を使って、経験を積む必要はありません。
まずは、10万円ぐらいの少額でスタートし、経験を積むことが大切なのです。
投資においては、たったの10万円と言われることもあるでしょう。
気にする必要はありません。
勉強の時期であり、経験を積む時期なんです。
10万円ぐらいではお金は増えない
しかし、生きた投資経験を積むための10万円では、正直お金は増えません。
それはそうですよね。
参考までに、書籍やサイトなどで書かれることもある、年率10~20%の利益率で計算をしてみましょう。
・100,000円 × 年率20% = 120,000円
1年間で、1万円か2万円しか増えません。
こんな金額では、生活することはおろか、ちょっとした外食にも行けませんよね。
やはり、資産運用としてお金を増やすためには、それなりの金額が必要になります。
しかし、どれぐらい必要なのか、少し想像がつきずらい所ですよね。
どれぐらいの金額があれば株だけで生活できる?
そこで次に、どれぐらいの金額があれば、株で生活していけるのでしょうか?
もちろん、投資の仕方や投資スタイル、目標利益率などによって、人それぞれ変わります。
あくまでも一つの目安です。
私の考える必要金額を、4つのステップに分けて解説します。
ステップ1・10万円で経験を積む
まずは、経験を積むための10万円です。
あくまでも、経験を積むための負担が少ない金額です。
ここから、日ごろ勉強した内容と、自分の経験から出た答えに、少しずつ自信ついてきたら、投資金額を増やしていきましょう。
いきなり増やさず、積み立て貯蓄のように、毎月数万円ずつ増やすのが良いでしょう。
また、このステップ1の段階で、少しずつ自分自身の投資ルールを作っていきましょう。
この自分に合った投資ルール作りは、非常に大切です。
このルール作りが出来ない人や、自分でルールを破ってしまう人は、基本的に投資で負けます。
投資ルール作りの内容は、大切なポイントなので、次回詳しく解説します。
ステップ2・100万円で信用取引の審査に受かろう
次の資金目標の段階は、100万円です。
その理由は、信用取引の審査に受かるためです。
そして、あなたの売買の選択肢の中に、空売りを取りいれましょう。
株価は、上がることもあれば、下がることもあります。
・株価が下がる ⇒ 損失
という当たり前の内容の中に、
以上の選択肢を取り入れましょう。
もちろん、無理に空売りを含めた、信用取引をする必要はありません。
しかし、利益機会が増えることは確実です。
あなたの考え方、性格などに合った選択をして下さい。
なお、信用取引や空売りの内容も、説明が長くなってしまうため、次回解説します。
ステップ3・500万円でリスクを減らすため分散投資
次の資金目標の段階は、500万円です。
そろそろ、扱う投資金額も、桁が大きくなってきました。
そこで、分散投資をして、リスクを減らす投資も考えていきましょう。
分散投資とは、投資先を複数持つことをいいます。
株だけではなく、インデックス投資や投資信託など、収益を上げるための方法を増やす訳です。
簡単に言えば、プロに投資を任せる訳です。
その代わり、投資をプロに任せることで手数料などが発生するため、利益率は下がります。
しかし、投資先を増やすことで、安定的な収益を作ることができます。
あくまでも平均的な例えですが、年間5%前後の利益だと考えるのが良いでしょう。
つまり、500万円の資金で、年間25万円の利益を得る可能性がある訳です。
そのため、株にいくら資金を回し、その他にいくら割り振るのか、あなたのプランに合った選択が必要です。
あくまでも目安ですが、分散投資をするのであれば、500万円以上の資金が、一つの目安となります。
ステップ4・3,000万円で不労収入の生活を
それでは、最終目標です。
夢の配当金生活が、現実的になる金額です。
配当金とは、株主となり、その株を保有し続けることで、会社が得た利益の一部を受け取れるものです。
日本の場合、配当は年に1回または、2回実施する企業が大多数となっています。
全ての企業が配当を出している訳ではありませんが、平均的な配当金は約2%前後、銀行系などは4%前後が多くなっています。
つまり、株を持ち続けることで、不労収入が手に入る訳です。
では参考までに、年率4%の配当利回りで考えてみましょう。
もしも、選んだ会社の株価が1,000円だとすると、
以上となります。
ここから、資金ごとに受け取れる配当金を計算してみましょう。
・100万円(1,000株) ⇒ 年間4万円
・1,000万円(10,000株) ⇒ 年間40万円
あくまでも例ですが、仮に同じ条件で3,000万円投資をしていれば、年間120万円が貰える訳です。
1カ月計算で、月10万円の不労収入です。
もし老後、年金と合わせた生活費と考えれば、最低限の生活は約束される金額と言えるのではないでしょうか。
もちろん、月々の生活費として考えれば、大金ではありません。
しかし、安定的に入ってくる年間120万円は、十分な利益と言えるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、株初心者がいくらから投資を始めるのか、そしていくらあれば、株の収入だけで生活が出来るのかを紹介しました。
今回紹介した金額は、あくまでも目安です。
100万円で配当金を目的とした投資をしている人もいれば、5,000万円・1億円以上の金額を使い、株の売買で利益を出している人も沢山います。
しかし、投資をこれから始める人にとっては、一つの目安として参考になる金額設定だと思います。
まずは、この4つのステップを頭に入れて、その後あなたの考え方に合った金額設定をしてみて下さい。