『なぜ円安になると、株価が上がりやすいのでしょうか?』
円安、円高が、株価に影響することを知っていますか??
株に興味がない人でも、日経平均や円安、円高という話は聞いたことがありますよね。
実は、円安や円高は、株価に大きな影響があります。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活をしている、専業5年目の個人投資家です。』
ニュースなどで、円安、円高の話を聞きますよね。
そして、株に興味を持ち始めると、ちょっと気になる事に気が付きます。
『あれっ?円高の時って、株価下がってない??』
『あれっ?円安の時って、株価上がってない??』
そうなんです!!
絶対ではありませんが、基本的には当たっています。
では、何故なのでしょうか?
そこでこの記事では、円安や円高が、株価に影響を与える理由を紹介していきます。
Contents
株式投資と円安、円高の関係『為替が動くと、株価も動く理由を説明』
それでは、株と円安、円高の関係と、影響の理由を説明します。
最も基本になるので、日本株とドル/円の関係で紹介していきます。
まず、現在の日本の株式マーケットは、外国人投資家の資金流入の割合が、非常に大きいのです。
そして、ほとんどの外国人投資家は、日本以外に住んでいます。
つまり、持っているお金は、日本円ではないという事です。
しかし、外貨では日本株を買えません。
そのため、自国の通貨を売り、日本円を買って、日本の株に投資をしています。
そして、為替変動による急激な円安、円高のリスクを考えます。
そのため、株式投資の際に日本円購入と同時に、日本円に売りを仕掛けて、購入分のリスクヘッジをします。
逆に、日本株を売る際には、日本円の売りポジションを外して、円買いに移行します。
結果、マーケット全体では、株価上昇時に円安(円売り)が進み、下落時には円高(円買い)が進むことになるのです。
ちょっと分かりずらいので、もっと簡単に説明します。
株価上昇
・日本円に両替
⇓
・為替レートの差額が発生
⇓
・日本円に売りを入れて、差額をなくす
⇓
・結果、円安
⇓
・日本株を買うために両替したので、株価が上がって円安
株価下落
・日本株を売却
⇓
・日本円の売りポジションを解消
⇓
・円高
以上の説明が、分かりやすいでしょうか。
もちろん、この内容以外にも、要因はあります。
例えば、レバレッジの保証金の兼ね合いなどがあります。
しかし、今回は分かりやすくするために、上記の内容は省きます。
まとめ
今回は、円安や円高が、株価に影響を与える理由を説明しました。
最も簡単に説明すると、以下のように覚えて下さい。
・日本株上昇 ⇒ 円安になりやすい
・日本株下落 ⇒ 円高になりやすい
現在、日本の株式市場においては、株価変動と円安、円高の関係は、ほぼ鉄板と言えます。
しかしながら、将来的に外国人投資家が、日本から離れていくような事があれば、この法則は崩れてしまうでしょう。
そうなった時、今までのトレードの常識が変わってしますので、常に勉強と情報集めが必要ですね!!