順張り 逆張り

『株は、株価が上がっている時に、買えばいいんですよね??』

『逆張りは、やめた方がいいと言われましたが、本当ですか??』

 

株式投資には、『順張り』と『逆張り』があるのは知っていますか??

相場の流れ通りの投資を『順張り

株価の流れと逆の投資を『逆張り

このように、ポジションの取り方で、投資スタイルが変わります。

 

『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』

『株の収益だけで生活をしている、専業5年目の個人投資家です。』

 

株式投資では、『順張り』が基本となっています。

ほとんどの株式投資サイトや、書籍などでも、紹介されている方法は『順張り』です。

 

 

しかし、私のメイン投資スタイルは、『逆張り』です。

なぜなら、『逆張り』の方が、資金効率が早く、流れを読みやすいと、個人的に考えているからです。

 

 

そこでこの記事では、投資スタイルの確立するために『順張り』と、『逆張り』の内容を紹介していきます。

記事を読み終えると、『順張り』、『逆張り』のメリット、デメリットを知る事ができます。

 

初心者からデイトレーダーまで好評の取引ツール

株初心者の逆張り『あなたは順張り派?逆張り派?』向き不向きを説明

それでは、『順張り』の説明から始めます。

簡単な説明をすると、

・株価が上がっている時に買う

・株価が下がっている時に空売り

 

 

つまり、株価の流れに沿って、取引をする事を『順張り』という訳です。

 

 

順張りのメリット

順張り』のメリットは、株価の流れが変わらない限り、保有する期間が長いほど利益が増えるところです。

『中長期投資』の人は、もちろん順張りになりますね。

短期、中期投資の人でも、上昇の流れに乗って利益を出すことができます。

 

順張りのデメリット

『順張り』は値動きが逆に動いた調整の時でも、最初に買い、売りで入ったポジションを、信じて持ち続けるスタイルです。

そのため、多少の浮き沈みに、一喜一憂しない根気が必要になります。

株用語でいう『塩漬け』になりやすいのも順張りです。

 

逆張りとは

『逆張り』とは、順張りの逆です。

相場の流れが、反転するタイミングを見計らって、流れと逆のポジションをとることをいいます。

 

 

簡単に説明すると、

・上昇している相場で空売り

・下落している相場で買い

 

 

逆張りのメリット

基本的な考え方として、

・上昇相場でもいつかは終わる

・下落相場でもいつかは終わる

というのが、逆張りの発想です。

 

 

相場の性質として、

・じっくり上がって、一気に下落する

・じっくり下がって、一気に上昇する

という事が多いので、瞬発的に利益を得る事ができる事が逆張りの魅力です。

 

 

なぜかと言うと、世間一般的に知られている方法は、『順張り』だからです。

流れに合わせて、『順張り』で売買をする人が多いので、株価が流れと逆に動いた時に、一斉に流れに乗っかる人が多いため、一気に上昇、下落が起きるのです。

 

 

例えば上昇相場であっても、一気に株価が上がる訳ではありません。

上昇と、下落をジグザグに続けて、徐々に株価を上げていきます。

 

 

『順張り』の場合は、ここで我慢をして根気強く持ち続けるのですが、『逆張り』はこのジグザグでも利益を出せるのです。

つまり、『逆張り』は利益機会が多いのです。

 

逆張りのデメリット

『逆張り』は、流れと逆方向に売買をするため、一気に上昇、下落をした場合に、株を持っている期間が長いほど、危険ということになります。

『逆張り』は、利益が出ている間に決済しなければ、いずれ損失に変わる性質があります。

 

 

『まだいける』

『きっとまだ大丈夫』

など、自分に都合の良い思い込みで投資をすると、『逆張り』は損をする可能性が高くなる訳です。

 

 

さらに、相場の流れが反転するタイミングを見抜けないと、必ず損をします。

また、タイミングを見損なえば『塩漬け』になる、典型的なパターンに陥りがちです。

 

 

そして、根拠なく長く持ち続けることで、ナンピン買いを犯しがちです。

『ナンピン買い』とは、株価が下がったところで、さらに買いを足して、買った株の株価の平均を下げることを言います。

中長期投資であれば、ナンピン買いは成功することも多いのですが…。

 

 

順張り向き、逆張り向きの判断

最初にも言いましたが、私の基本スタイルは『逆張り』です。

しかし、『逆張り』を推奨する訳ではありません。

私が思う『順張り向きな人』、『逆張り向きな人』を考えてみましたので、参考にしてみて下さい。

 

順張り向き

・じっくりと投資がしたい人

・中長期投資スタイル

・企業に対して投資をしたい人

 

 

基本的に、流れに沿って投資をするスタイルなので、中長期投資スタイルがあっていると思う人は、『順張り向き』だと言えます。

俗にいう、本来の株式投資は『順張り』です。

 

 

長い目で資産運用を考えている人は、比較的リスクの少ない、『順張り』の『買い』が良いと言えます。

また、感情的になりやすい人や、一喜一憂しやすい人も、『順張り』が向いているでしょう。

 

 

逆張り向き

・素早い判断や決断ができる人

・瞬間的な利益を求めている

・テクニカルな指標を元に投資をしたい人

・早めの損切ができる

 

 

『逆張り』は、素早い判断が絶対的に必要です。

利益は利益、損失は損失と割り切って、計画的・計算で株式投資ができる人は、『逆張り』が向いているでしょう。

 

 

また、初心者は『逆張り』が向いていないと、よく言われているように、テクニックや経験が必要になることも確かです。

そのため、株式投資に対してのテクニカルな勉強ができる人は、『逆張り』が向いていると言えます。

瞬間的な利益を出せる分、リスクも高くなる事も理解できる人が良いでしょう。

 

 

 

まとめ

今回は、『順張り』、『逆張り』の違いと、投資スタイルについて説明しました。

・デイトレード

・スイング

・中長期投資

などでも、向き不向きがあります。

 

 

『順張り』、『逆張り』も、メリット、デメリットがあるため、自分に合った投資スタイルを選んでみて下さい。

 

 

 

おすすめの記事