株式投資の銘柄選び『実際のトレード内容紹介・アンリツ(6754)編』

『銘柄の選び方が分かりません…。』

『他の人のトレードが知りたい…。』

 

 

株式投資を始めたけど、どの銘柄を買ったらいいのか悩んでいませんか??

実際、銘柄探しは最も重要なポイントです。

そこで、私の実際のトレードと、何を考えて売買を決めたのか、参考に紹介します。

 

 

『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』

『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』

 

 

株を始めたけれど、何を買ったらいいのか分からず、何もできない人が多いようです。

更には、自分の思いつきや、ネットの書き込み、ニュースなどを参考に売買している人も沢山います。

 

 

しかしそれでは、株式投資で利益を出すことが難しいでしょう。

 

 

 

そこでこの記事では、実際の売買の時に、何を考えて、どんな理由で銘柄を決めたのかを紹介します。

あくまでも、すでに取引を終了させている銘柄なので、考え方の参考に読んで下さい。

 

 

Contents

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株式投資の銘柄選び『実際のトレード内容紹介・アンリツ(6754)編』

それでは、最近の取引した銘柄から、『アンリツ(6754)』を例に挙げて紹介します。

まずは、なぜ『アンリツ(6754)』に注目したのかを説明します。

 

 

ポイントは3つです。

・注目度が高く、出来高が安定して多い

・株価が急落し、理由が明確

・信用倍率が下がってきた

 

注目度が高く、出来高が安定して多い

まず、『アンリツ(6754)』は5G銘柄で、市場の注目度が高い銘柄です。

そのため、出来高も安定して多く、仕手が参戦しずらい銘柄でもあります。

 

 

私は、基本的に仕手株や、仕手が参戦しやすい銘柄には手を出しません。

なぜなら、株価の予想がしずらくなるからです。

どんな銘柄が仕手株かは、完全に見抜くことはできませんが、出来高が多い銘柄は仕手も手を出しずらいものです。

 

 

 

 

株価が急落し、理由が明確

次に、『アンリツ(6754)』の株価は、4月26日~5月9日にかけて、窓を空けながら急落しました。

基本的に、急騰・急落した上で、安定的な出来高があり、急騰・急落の理由が分かりやすい銘柄は、必ずチェックリストに入れています。

 

 

今回の『アンリツ(6754)』の場合、5G銘柄で順調に株価を上げてきました。

しかし、KDDIとの契約内容の変更により、株価が下落しました。

特に、直近で5G回線の割り振り発表があったため、株価に大きな影響を及ぼしました。

そのため、利益確定や空売りが入り、窓を空けながらの急落になった訳です。

 

 

 

 

信用倍率が下がってきた

最後に、『アンリツ(6754)』は信用買い残が非常に多い銘柄でした。

簡単に触れておくと、買い残が多ければ、最長6か月以内に株価が下落する要因になります。

 

 

そのため、どんなに株価が急落したとしても、買い残が多い銘柄は手が出しづらいものです。

しかし、『アンリツ(6754)』は急落を受け、空売りが増え、信用倍率が1.5倍ほどになり、逆日歩も発生するようになりました。

 

 

 

 

アンリツに売買を決めた理由

それでは次に、チェックリストにいれている銘柄の中から、『アンリツ(6754)』を売買した理由を紹介します。

 

 

・下げ止まりを1,600円と考えた

・MACDのシグナル

・適正株価を2,000円で予想

 

下げ止まりを1,600円と考えた

まず、4月26日~5月13日にかけて、窓を空けながら下落をしました。

そして、5月14日に始値1,599円を付けてから、高値1,698円までいきました。

急落の空売りの買い戻しですね。

 

 

もしも、このまま株価が上がってしまえば、『アンリツ(6754)』に手は出しませんでした。

しかし、5月15日~5月20日まで陰線を続けて、株価が下落しました。

 

 

そこで、週足チャートの2月1日の安値1,587円を、直近の抵抗値と考えました。

そして、5月21日に始値1,598円を付けたことで、1,600円付近で指値を入れて、コツコツ板を見ながら買いを入れていきました。

 

 

 

 

MACDのシグナル

次に、MACDのシグナルです。

私は主に、『NACD』と『平均移動乖離率』、『ボリンジャーバンド』を使います。

 

 

そして、今回の『アンリツ(6754)』では、『MACD』のシグナルが大きくマイナスに傾いたため、参考に使いました。

 

 

 

 

 

適正株価を2,000円で予想

最後に、『アンリツ(6754)』の適正株価を2,000円前後と設定しました。

そのため、最大利益率25%、目標利益率15%と考えました。

私はあくまでも、短中期投資のスイングがメインのため、約1ヶ月を目安としました。

 

 

 

 

損切りの設定

株を買ったり、空売りする時には、必ず損切の設定もしています。

 

 

今回、『アンリツ(6754)』は買いのポイントを、1,600円割れと設定しました。

それに伴い、週足から損切りラインを1,500円割れと設定しました。

 

 

株式投資の基本なので、皆さんも株を買う時、空売りする時は、損切りラインも決めて下さいね。

 

 

 

利益確定のタイミング

最後に、利益確定のタイミングです。

5月21日に平均取得単価1,597円で、『アンリツ(6754)』を保有しました。

そこから、地合いの悪さや、マイナスのニュースなどにも、大きな影響を受けず、強いチャートとなりました。

 

 

地合いを考えると、運が良かったです。

 

 

5日移動平均線を下回らず、強いチャートとなったところで、利益確定を考え始めました。

最初に適正株価を2,000円前後と設定したため、その金額に近付ければ最高でした。

 

 

結果、1,900円の指値で6月14日に、全て売却しました。

 

 

それでは、利益確定を決めたポイントです。

・最初の窓が1,819円

・レーティングの発表

・地合も含めた上げ幅

 

最初の窓が1,819円

まず、『アンリツ(6754)』の株価を日足で見ると、窓空けの金額を考えて、

・1,819円

・1,910円~1,926円

・2,005円

・2,176円

上記の4つの株価が意識され、下落する可能性がある金額です。

 

 

また、週足で考えた場合、1,910円が意識されるでしょう。

そこで、1,820円付近で大きな変動がなければ、1,900円付近を目標株価と考えました。

 

レーティングの発表

次に、各証券会社から6月14日付近に、レーティングの発表がありました。

一律に強気なレーティングとなり、目標株価を上げています。

 

 

このレーティングの発表で、大きく株価を上げる要因ともなりました。

しかし、レーティングが出ると、その金額付近で証券会社は空売りを仕込んできます。

 

 

そして、SQや世界情勢の不安定さから、利益確定を決めました。

 

 

 

 

地合も含めた上げ幅

最後に、地合も含めた株価の上げ幅です。

『アンリツ(6754)』の株価は、非常に安定してきました。

5日移動平均線を下回ることもなく、きれいな上昇チャートを描いています。

 

 

しかし、先程説明したレーティングの影響もあり、大きな上げ幅を作りました。

元々、1ヶ月ほどで利益を取ることを考えていたこともあり、利益確定を決めました。

 

売買を終えての反省

私は、売買を終えた時に、必ず反省をします。

今回の『アンリツ(6754)』の場合、一番の反省は保有銘柄の売却タイミングです。

移動平均線をみて、テクニカル分析をメインにする以上、移動平均線の上にローソク足がある時は、持ち続けることが基本です。

 

 

しかし、今回は売却してしまいました。

理由は、先程書いた通りです。

 

 

・米中貿易摩擦

・イランでの貿易船襲撃

・円高傾向

上記の理由も含め、利益確定を焦ってしまったかと思っています。

 

 

結果、約18.7%の利益率でした。

 

 

『アンリツ(6754)』の買い場としては、当日1,554円まで下がっているため、安値から43円の差が出ましたが、これについては誤差と考えています。

 

 

 

 

まとめ

今回は、実際の売買の時に、何を考えて、どんな理由で銘柄を決めたのかを紹介しました。

 

 

株式投資の重要なポイントは、

・銘柄選び

・売買ポイント

以上の2つです。

 

 

特に、私も含め『テクニカル分析』で、短中期投資をする人には、非常に重要です。

 

 

今回の『アンリツ(6754)』に関しては、本文で説明した内容で、銘柄を決め、売買をしました。

もしも、株式投資をしたいのに、何を判断材料にするのか悩んでいる人は、参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

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