株式投資のスタイル。デイトレード・スイング・中長期投資

『投資方法のメリット、デメリットを教えてほしい』

『時間がない人に向いている、株式投資はありますか?』

 

自分に合っている株式投資の方法を、悩んでいませんか

時間がないからと言って、株を諦めていませんか?

 

 

実は、この記事で紹介する『投資スタイル』を読むことで、あなたにピッタリの『投資スタイル』を見つけることができます。

なぜなら、投資スタイルのメリット、デメリットを理解することができ、参考基準を作ることができるからです。

 

『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』

『株の収益だけで生活をしている、専業5年目の個人投資家です。』

 

『株ってデイトレードでしょ??』

こんなことを聞かれました。

 

 

確かに、『株で稼ぐ』イコール、『デイトレード』と思っている人多いですよね。

ですが、株はデイトレードだけではありません。

特に会社員など仕事がある人には、はっきり言って向いていません。

 

 

では、どのような株式投資のやり方があるのか?

そこでこの記事では、株式投資の方法や、投資スタイルについて、分かりやすく紹介します。

更に、投資スタイルごとのメリット、デメリットも説明していきます。

記事を読み終えると、あなたに合った投資スタイルが、きっと理解できるはずです。

 

初心者からデイトレーダーまで好評の取引ツール

株初心者は投資方法を選ぼう『デイトレード、スイング、中長期投資』

まず、株式投資の投資スタイルとして、代表的なものを3つあげます。

・デイトレード

・スイングトレード

・中長期投資

 

 

この3つの投資スタイルの特徴と、メリット、デメリットについて説明します。

これを参考に、あなたに合った投資スタイルを、考えて確立して下さい。

 

デイトレード

デイトレード』とは、一日の取引時間の中で、何度も売買を繰り返して、売却差額で利益を出す方法です。

売買回数が多い方法で、スキャルピングという方法もあり、これもデイトレードの1種になります。

 

 

特徴として、あまり値動きが少ない銘柄だと、売買のタイミングが来ないため、株価が安定している銘柄ではなく、安値と高値の差が大きい銘柄を狙います。

株用語で『ボラが激しい』銘柄と言いますね。

ちなみにボラとは、『ボラティリティ』の訳で、価格変動性の大きさを表す尺度の事です。

 

デイトレードのメリット

・株を持ち越さない

まず大きなメリットとしては、株を翌日に持ち越さない事です。

株式市場は『9:00~11:30』、『12:30~15:00』の時間帯で取引をします。

 

 

この取引時間が終わってから、ニュースや災害などで変動する、株価への影響を受けない訳です。

取引時間後に業績悪化などのニュースが出た場合、翌日にかなり株価が下がって取引が始まる事が多いので、株を翌日に持ち越していた場合、損をすることになります。

 

 

・資金効率が良い

次に、一日のうちに何度も取引を繰り返すので、投資の成果がすぐ出ますし、資金を何度も有効活用できます。

 

デイトレードのデメリット

・株を持ち越さない

デメリットですが、メリットの表裏一体の部分があります。

取引時間外に、株価に影響がありそうな良いニュースが出た場合、持ち越していれば得られていた利益を逃すことです。

 

 

・売買手数料

そして、売買を頻繁に繰り返すので、売買手数料がかさみます。

売買手数料を上回る売却利益を出せないと、実質赤字になる訳です。

 

 

・時間が必要

『デイトレード』は、取引時間中ずっと『チャート』や、『板情報(注文の情報が表示される画面)』の動きを見ていないと、売買タイミングを逃してしまいます。

素早い利益確定や、損切を何度も繰り返すことが必要なので、証券取引所が開いている時間は、パソコンやスマホなどの画面を見続けなければなりません。

 

 

スイングトレード

次に『スイングトレード』について説明します。

スイングトレード』は、短中期的な投資スタイルと言えます。

デイトレードと違って、翌日以降に株を持ち越し、2日~2週間程度で売買をしていきます。

 

スイングのメリット

・株を翌日以降に持ち越す

数日間は株を持っているので、期間内での価格変動で利益を出すことができます。

 

 

・一日中画面を見ている必要がない

期間内で利益を出すスタイルなので、画面に張り付いている必要はありません。

証券取引所の時間内が仕事であっても、問題ない訳です。

 

 

・資金効率が比較的に良い

デイトレード程ではありませんが、一定期間で資金を回すので、資金効率も良いです。

 

 

・戦略を立てられる

以前説明した『移動平均線』などの『テクニカル分析』や、社会情勢などで売買タイミングを考える事ができます。

 

 

 

スイングのデメリット

・株を翌日に持ち越す

これはデイトレードと同じように、メリットと表裏一体の部分ですね。

翌日以降に持ち越すため、『損失』、『損切』の価格が大きくなる可能性もあります。

 

 

・株式投資にかける時間や労力が必要

デイトレードのように、証券取引所の取引時間内ずっと時間をかける必要はありません。

しかし、『銘柄の選別』や、チャートの動きを予想するための『テクニカルの勉強』、『社会情勢の収集』など、株式投資に対してかける時間が長くなります。

 

 

・損失が大きくなる

これもデイトレードと似ていますが、期間内で利益を出すため、ある程度値動きのある銘柄で売買をします。

そのため、予想していた逆の値動きをした場合、損失も大きくなる可能性がある訳です。

 

 

中長期投資

中長期投資は、『数か月』、『数年』、『数十年』の単位で株を保有する前提でする投資のことです。

主に、企業の事業内容や業績などを分析して、企業の成長を見込んで投資します。

ファンダメンタル分析』が中心になる訳です。

 

 

中長期投資のメリット

・時間をかけなくて良い

会社の成長に対して、長い期間で投資をするので、画面を見続ける必要はありません。

 

 

・短期の値動きを気にしない

スイングトレードとの大きな違いと言えます。

日々の株価の変動に一喜一憂しなくても良いので、精神面の負担がかなり軽減します。

 

 

・将来大きな利益を得られる

選んだ企業が大きく成長すれば、それに伴って株価も大きく値を上げていきます。

株式投資の憧れ『テンバーガー銘柄』も経験できる可能性を秘めています。

ちなみに『テンバーガー銘柄』とは、株価が10倍以上になった銘柄を言います。

 

 

中長期投資のデメリット

・企業の成長性を分析

これが難しいですね…。

企業の経営は、色々な不測の事態が起こります。

思ったように成長しない事はもちろん、何かしらのトラブルで企業経営が破綻することもあります。

 

 

・資金効率が悪い

企業の成長に対して投資をしているため、資金を動かせません。

 

私がおすすめするスタイル

全ての投資スタイルを経験したので、私的な見解をお伝えします。

それぞれの人の、性格・考え方で投資スタイルを決めるのが良いと思っています。

 

デイトレード向きな人

ゲームや単純作業が好き・得意な人が向いていると思います。

『デイトレード』は、同じ作業を何回も規則的に行います。

一つのルールの元、永遠にそれを繰り返せる人ですね。

 

 

またゲームのように、ずっと画面を見ていても集中力が続く人が向いていますね。

ちなみに私は、ゲームや単純作業が苦手すぎて、本当に『デイトレード』が向いていません…。

 

スイングトレード向きな人

私のメイン投資スタイルは、『スイング』です。

分析をして、株価を予測し、設定した%に株価が到達したら利益確定。

分析・考察、想像することが好きな人は、『スイング』が向いていると思っています。

 

 

しかし、自分の都合の良い考え方をする人は、大きな損失を出すことが多いので気を付けて下さい。

ギャンブルで熱くなって冷静な思考が出来なくなる人や、直観・神頼みをする人には向いていないと思っています。

 

中長期投資向きな人

安定思考、ゆっくりと物事を考える人が向いていると思っています。

私も、季節銘柄やテーマ株などの場合、『中長期投資』をしています。

そのため、結果を急ぐ人や、色々なものに目移りする人、『あの時買っておけば…。』などの発想がある人には向いていないでしょうね…。

 

 

全ての企業ではありませんが、『中長期投資』は企業の成長と共に、『インカムゲイン』の収入が発生するのも大きなメリットです。

育成ゲームなどが好きな人も向いているかもしれませんね。

 

 

 

まとめ

今回は、投資スタイルの特徴と、メリット、デメリットについて説明しました。

・デイトレード

・スイングトレード

・中長期投資

 

 

どの投資スタイルを選んだとしても、まずは自分に合っているを考えて下さい。

 

これは、非常に大切です。

 

自分の性格や、考え方に合わないスタイルを選んでしまうと、自分の作ったルールを破ってしまい、大きな損失をしてしまったという人達を沢山見てきました。

 

 

まず、一番大切な事は、ルールを作る事と、作ったルールを破らない・ルール以外の事をしないことです。

そのためにも、自分に合った投資スタイルを考えてみて下さい。

おすすめの記事