『使い方がシンプルな、テクニカル分析ありますか?』
『MACDの使い方を教えてほしい…。』
使い方がシンプルな『テクニカル分析』を、探していませんか?
実は、初心者~上級者まで使われている、『テクニカル分析』があります。
それが『MACD』です。
ちなみに、『MACD(マックディ)』と読みます。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活をしている、専業5年目の個人投資家です。』
『MACD』は、オシレーター系の『テクニカル分析』です。
しかし、トレンド系にも使える、優れた『テクニカル分析』です。
ちなみに、
・トレンド系 ⇒ 順張り向き
・オシレーター系 ⇒ 逆張り向き
と言われています。
この記事では、『MACD』の見方や、使い方を紹介していきます。
Contents
株初心者のテクニカル分析『初心者~上級者まで使われるMACD』
それでは、『MACD』の説明をしていきます。
『MACD』は、
・MACDライン
・シグナルライン
という2つの線からできています。
サインとしては、
・『MACDライン』が『シグナルライン』を下から突き抜けたら買い(ゴールデンクロス)
・『MACDライン』が『シグナルライン』を上から突き抜けたら売り(デットクロス)
という2点を重要視しています。
MACDの使い方
『MACD』の使い方は、非常にシンプルです。
『MACDライン』と『シグナルライン』が、ゴールデンクロスしたら、上昇トレンドのサインと見ます。
逆に、『MACDライン』と『シグナルライン』がデッドクロスしたら、下落トレンドのサインと見るわけです。
『MACD』の使い方として良い所は、『移動平均線』のゴールデンクロス、デッドクロスよりも、早い段階でサインが出る所です。
例えば買いの場合、実際の相場が上昇する前に、『MACD』がサインを出してくれるので、上がる初動に近い所で、取引を開始できるのです。
これは、初心者が株式投資をする上で、非常に分かりやすく、使いやすいと言えるでしょう。
MACDの特徴
『MACD』の特徴として、『直近の値動きに影響を受けやすい』という点があります。
メリットとしては、『移動平均線』よりも、早いタイミングで売買することができます。
そのため、初動に近い所で取引ができるということです。
逆に、デメリットも紹介しておきます。
ボックス相場では、信頼性がなくなるということです。
直近の値動きに影響を受けやすいため、ゴールデンクロス、デッドクロスが頻発してしまうのです。
そのため、ボックス相場では『MACD』をあてにしてはいけません。
MACDの注意点
次に、『MACD』を使う上での、注意点を紹介しておきます。
・ボックス相場では使えない
・クロスした後、一定方向に広がったら、転換の可能性がある
ボックス相場では使えない
こちらは、先程も触れた注意点ですね。
直近の値動きに影響を受けやすいため、頻繁に動き過ぎてしまいます。
つまり、ダマシの可能性が高くなってしまうのです。
一定方向に広がったら、転換の可能性がある
2点目として、クロスした後、一定方向に広がったら、転換の可能性があることです。
『MACD』の向きは、現在のトレンドを表します。
そのため、『MACDライン』と『シグナルライン』がクロスして、相場のトレンドを知ることができます。
そして、『MACDライン』と『シグナルライン』との幅が、徐々に広がることがあります。
その時は、注意して下さい。トレンドが強まり過ぎて、相場が反転する可能性が高くなります。
まとめ
今回は、初心者~上級者まで、幅広く使われている『MACD』の説明をしてきました。
『MACD』は、非常にシンプルで、初心者にも使いやすい『テクニカル分析』です。
基本的に『MACD』で覚えておくことは、
・ゴールデンクロスは買い
・デッドクロスは売り
の2つだけです。
そして注意点は、
・ボックス相場では使えない
・クロスした後、一定方向に広がったら、転換の可能性がある
以上の2つのポイントです。
『MACD』は、使いやすく、シンプルですが、ダマシのサインも多い指標です。
直近の値動きに影響を受けやすいので、ボックス相場では使わないで下さいね。