『信用残の見方を知りたい…。』
信用取引の『信用残』を知っていますか??
株式投資には、『現物取引』と、『信用取引』があります。
この2つの中で、『信用取引』をする時に、注意しなくてはならないポイントがあります。
それは、『信用残』と、『信用倍率』です。
『株の収益だけで生活をしている、専業5年目の個人投資家です。』
株式投資で、今後の株価を予測することは、勝率に大きく影響します。
しかし、基本となる
・移動平均線
・ローソク足
・出来高
・トレンドライン
以上の4つだけでは、予想が難しいという人もいるでしょう。
そこで、今後の株価を予測するために、目安となるポイントがあります。
それが、『信用残』と、『信用倍率』です。
そこでこの記事では、信用取引の『信用残』と、『信用倍率』を紹介します。
今後の株価予想に、参考になる内容なので、しっかりと理解してみて下さい。
もちろん、基本の4つは、勉強しなくてはいけませんよ。
Contents
株初心者の信用残『今後の株価を予測できる信用残、信用倍率の見方』
それでは、信用取引の内容である、『信用残』から説明します。
『信用残』とは、
・信用買い
・信用売り
の状況を表すものです。
信用取引は、証券会社から株を借りて取引をします。
そして、借りている株は、期限内に返済しなければなりません。
ということは、『信用残』を見ることで、今後の相場の予測が立てられるという訳です。
買い残が多い
『信用買い残』が多いと、どのように相場が動くのでしょうか?
・短期
株価上昇の目安
・将来
返済により相場の転換 → 下落の可能性
売り残が多い
次に、『信用売り残』が多いと、どのように相場が動くのでしょうか?
・短期
株価下落の目安
・将来
返済により相場の転換 → 上昇の可能性
信用倍率とは
『信用倍率』とは、『信用買い』と、『信用売り』のバランスを表す数値です。
『賃借倍率』とも言われ、
信用買い残 ÷ 信用売り残
で計算されます。
数値の見方としては、
・買い残が多いと数値が高くなる
・売り残が多いと数値が低くなる
と覚えて下さい。
基本的には、『買い残』が多い事の方が普通なので、数値は1以上になります。
例えば、
買い残500 ÷ 売り残100 = 5倍
となるのが一般的です。
まとめ
今回は、信用取引の『信用残』と、『信用倍率』について説明しました。
特徴として、どちらかが増えれば、逆側に損失が出ます。そのため、『追証』や、『損切り』のために、相場の流れに勢いがつきます。
しかし、一定期間で流れが変わることが予測できるので、相場の流れが逆に動く可能性が高くなります。
短期的な場面、将来的な場面で、予測を立てるために『信用残』、『信用倍率』を使ってみて下さい。