『利上げとは、どういう意味ですか??』
『何でアメリカの利上げは、株価に影響するのですか?』
アメリカの利上げが、なぜ株価に影響するのか知っていますか??
ニュースで『アメリカの利上げ』が、よく発表されています。
実は、『アメリカの利上げ』の内容は、株価に大きな影響を与えます。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活をしている、専業5年目の個人投資家です。』
アメリカ『FRB』の利上げのニュースは、投資家にとって重要な内容です。
発表の内容次第では、株価が大きく変動します。そこでこの記事では、アメリカ『FRB』の利上げと、株価への影響について紹介します。
Contents
アメリカFRBの利上げとは『為替と株価に影響する利上げの内容を説明』
『アメリカFRB』の利上げが、株価に影響に与えていますが、『利上げ』とは何なのでしょうか?
簡単に分かりやすく説明します。
まず『FRB』とは、日本語だと連邦準備制度で、アメリカの中央銀行制度の、最高意思決定機関のことを言います。
この『FRB』が、全国の主要都市にある、連邦準備銀行を統治しています。
ちなみに、連邦準備銀行も『FRB』と言います…。
ややこしいですよね…。
そこで、中央銀行制度の方だけを『FRB』として説明します。
『FRB』は、政府機関ですが、予算の割当や人事などの干渉を受けません。
そして、この『FRB』が、アメリカも金融政策を決定していきます。
簡単に言うと、金融政策を決めているのが『FRB』ということです。
利上げとは?
それでは次に、『利上げ』の説明をします。
『利上げ』とは、中央銀行が政策金利を引き上げることを指します。
基本的に、景気が過熱すると金利を上げて、引き締めの金融政策をします。
『利上げ』が行われると、市場金利が上昇します。
市場金利が上昇すると、企業や個人の金利負担が増えます。
それにより、景気にブレーキがかかり、インフレや、バブルを防ぐことができます。
簡単に言うと、借金をしているのに、浮かれて遊んでいる人が多いから、利息を高くして財布の紐をしめさせ、一旦落ち着かせるってことですね。
ちょっと、例えがひどいかもしれませんが…。
アメリカの利上げによる株価の影響
では、アメリカの『利上げ』による、株価への影響を説明します。
基本的には、『利上げ』は株式市場にとってマイナスです。
・金利の上昇で企業成績へ悪影響
・株式市場と相対する、債券市場の魅力がUP
この2点が、マイナスポイントです。
しかし、金利が上がったから、株価が必ず下がる訳ではありません。
好景気の場合、金利や物価などが、一緒に上昇する時期があります。
『業績相場』と言われる時期です。
そして、『業績相場』を過ぎても金利が上がると、景気に悪影響がでます。
すると、株価は下がります。このタイミングを、『逆金融相場』と言います。
為替への影響
お金の流れは、金利が低い方から、高い方に流れます。
アメリカの金利が上昇すると、米ドルの魅力が増します。
そのため、ドル高になりやすくなるのです。
しかし、アメリカの利上げ=米ドル高は、絶対ではありません。
世界情勢などの影響で、ドル安になったことも過去ありますので、注意が必要です。
まとめ
今回は、アメリカ『FRB』の利上げによる、株価の影響を説明しました。
基本の流れは、以下のようになります。
・アメリカ利上げ ⇒ ドル高/円安 ⇒ 日経株価上昇
・アメリカ利下げ ⇒ ドル安/円高 ⇒ 日経平均下落
しかし、株価は思った通りには動きません。
あくまでも、一つの目安として、投資の参考に使ってみて下さい。