株の損切りとは『損切りできないと勝てません/損切りラインを解説』

『損切りとは、何ですか??』

『損切りは、しなくてはいけませんか??』

 

 

なぜ株式投資をするのかと言えば、自分の資産を増やすためですよね。

つまり、利益を出し続け、損失を出さないことがベストになる訳です。

 

 

しかし、株式投資で100%勝ち続けている人はいません。

 

 

そのため、株式投資をする上で避けては通れない道があります。

それが『損切り』です。
 

嫌な言葉ですね…。

しかし、『損切り』が上手にならないと、株は勝てないのです!!

 

 

『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』

『株の収益だけで生活をしている、専業6年目の個人投資家です。』

 

 

株を買うのは、お金を儲けるためです。

だからこそ、『損切り』をしたくない気持ちは分かります。

 

 

しかし、株で稼ぎたいのであれば、矛盾するようですが損切り』を覚えなくてはなりません

なぜなら、株で100%の勝率の投資家は世の中におらず、株で儲けている人は、損を少なくすることが上手い人なのだからです。

 

 

そこでこの記事では、『損切り』の内容や、タイミングの目安などを紹介します。

記事を参考に、『損切り』の重要性はもちろん、上手な『損切り』を覚えてみて下さい。

 

 

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株の損切りとは『損切りできないと勝てません/損切りラインを解説』

それではまず、『損切り』の内容を説明をしていきます。

損切り』とは、損失を最小限におさえるため、損失額の少ない時に株を処分することを言います。

簡単に言うと、被害が大きくなる前に、早めに対応することです。

 

 

株は勝つ時もあれば、負ける時もあります。

 

 

実は株式投資では、『損切り』ができるかどうかが、利益を上げるために最も重要なポイントなのです。

 

 

損切り』ができず、投資資金がなくなり、相場から退場する人が世の中には沢山います。

更に信用取引の場合、『追証』を食らう可能性も出てきます。

 

『特に信用取引では、早めの損切りは絶対です』

 

 

 

なぜ損切りをしなくてはならないのか

基本的な考え方として、『株で負ける』ということは、『株価が予測と逆に動く』ということになります。

つまり、『損切り』ができないと、損失は増え続けるのです。

 

 

『今は損をしていても、いつかは株価が戻るだろう』

『そのうち、値上がりするはず』

このように考える気持ちは分かります。

 

 

しかし、これ以上の損失を増やさないために、

『損は早めに処分する』

という考え方を意識して下さい。

 

『損失を膨らまさないことが重要です』

 

 

上手に損切りをする時の考え方

誰も『損切り』をしたくありませんが、しなくては株で勝てません。

そこで、『損切り』をする時の考え方を紹介しておきます。

 

損切りする際の考え方

・株式投資で100%勝てる人はいない

・お金をお金と思わない

・株価予想に自信があるのなら、入り直せばいい

 

 

株式投資で100%勝てる人はいない

天才トレーダーや、敏腕ファンドマネージャーでも、負けて損失を出しています

100%勝つことは、不可能だと考えて下さい。

 

 

損切り』は、利益を出すため、損失を最小限に抑えていると考えるのです。

 

 

お金をお金と思わない

矛盾しているように聞こえますが、大切な考え方です。

よくある話ですが、シュミレーションアプリなどでは、利益を出し続けることができる。

そのため自信をもって、実際に株式投資や、FXを始めてみた所、全然上手くいかないことがあります。

 

 

理由は、自分のお金が絡んだ途端、冷静でいられなくなるからです。

 

 

確かに、お金を増やそうと思って始めた以上、損失を受け入れる事は難しいでしょう。

しかし、受け入れて下さい。

お金をお金と思わず、数字としてとらえられる人が強いのです。

 

 

株価予想に自信があるのなら、入り直せばいい

実は、この内容を実践できない人が、非常に多いため『損切り』ができないのです。

 

 

もしも、あなたの株価予想に自信があるのならば、『損切り』をして下さい。

そして、トレンドが変わった時に、買い直せばいいのです。

 

 

『今を耐えれば、必ず株価が上がる』

このように考えているのであれば、一度『損切り』をした方が、トータルの利益は大きくなります

 

 

『損切り』は負けではありません。

損失を最小限にするため、戦略的撤退を行っているだけなのです。

 

 

 

基本的な損切りの目安

それでは、基本的な『損切り』の目安を紹介していきます。

 

 

一般的な『損切りライン』は、買値より5~10%下がったラインです。

もちろん、銘柄のセクターや、社会情勢によっても変化しますので、あくまでも目安として下さい。

 

 

損切りラインを決めたら、必ずルールを守ろう

基本的な『損切りライン』を設定できたら、最も重要なことがあります。

それは、自分が決めたルールを必ず守ることです。

 

 

せっかく『損切りライン』を設定したのに、ルールを守れず、損失を膨らましている人が実に大勢います。

 

 

確かに、自分のお金を減らすことが決定する瞬間なので、迷う気持ちは分かります。

しかし、先程も説明したように、あなた自身の予測が外れたから、『損切り』をすることになったのです。

つまり、『損切りライン』で覚悟を決めないと、損失がどんどん膨らむ可能性が高いのです。

 

 

もしも、『損切り』する際に気持ちが揺れてしまいそうであれば、『逆指値注文』をしておきましょう。

まず、買った株価の『損切りライン』を設定し、『逆指値注文』で自動的に売却する訳です。

 

 

 

損切りラインになった時の3つの選択肢

次に、もしも保有銘柄が『損切りライン』を超えてしまったとします。

そんな時のために、参考となる選択肢を3つ紹介しておきましょう。

 

損切りラインを超えてしまった時の選択肢

・損切りして、別の目柄の株に変更する

・買い増しして、平均取得価格を下げる

・そのまま保有して株価が上がるのを待つ

 

 

損切りして別の銘柄の株に変更する

まず一つ目の選択肢として、『損切り』を行い、別の銘柄の株に投資先を変更することです。

 

 

通常、買値から2割以上下落すると、買値に戻るまでに長い時間がかかります。

まずは、資産を減らさないためにも、損失が大きくなる前に『損切り』をしましょう。

 

 

また、『損切り』をせず塩漬けになってしまうと、資金が動かせなくなり、結果的に利益機会を減らしてしまいます

そのため、『損切りライン』を超えてしまっても、早めの『損切り』を決断して、別の銘柄に投資先を変更しましょう。

 

 

買い増しして平均取得価格を下げる

次に、株価が下落している時に、株を買い増しして、平均取得価格を下げる方法です。

ナンピン買い』という方法です。

 

 

しかし、『ナンピン買い』は、おすすめしません

なぜなら、株価がさらに下落した場合、損失が拡大するからです。

 

 

しかし、選択した銘柄に問題が無い中、社会情勢などで相場自体が急激な暴落した場合、長期的な目線で利益を考えているのであれば、一つの手段としては考えるのもありだと言えます。

つまり、『押し目買い』と言える局面でのみ、買い増しして平均取得単価を下げる方法が有効なのです。

 

 

 

 

そのまま保有して株価が上がるのを待つ

最後に紹介するのは、選択肢というよりも、投資家がやってしまいがちな内容です。

それが、そのまま保有して、株価が上がるのを待つことです。

 

 

つまり、『塩漬け』状態になる訳です。

塩漬け』状態になると、長い期間待つ可能性が高くなります
 

もしも、株価の下落が一時的なもので、今後上昇する自信があるのであれば、選択肢の一つと言えるでしょう。

まあ、資金効率も悪く、長期間になる可能性も高いため、おすすめはしません。

 

 

まとめ

今回は、『損切り』の内容や、タイミングの目安などを紹介しました。

 

 

損切り』は、誰もしたくはありません。

しかし、『損切り』をしなくては、株は勝てません。

 

 

損切り』は、損失を減らす為に行うので、結果的に株で利益を出すためにしていることです。

私の場合、いくら利益が出たという事よりも、トータルの勝率や損失額を重要に考えています。

その方が、経験上利益が大きくなったからです。

 

 

あくまでも私の考え方ですが、もし参考になれば、頭の片隅に入れておいて下さい。

 

 

 

 

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