『おすすめのテクニカル分析ありますか?』
『テクニカル分析の方法を知りたい…。』
『株の売買タイミングが分からない』と悩んでいませんか?
株式投資において、『銘柄選び』と『売買タイミング』の2つが、収益のほとんどを決めてしまいます。
その2つの中で、『売買タイミング』を計る方法として、『テクニカル分析』があります。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活をしている、専業5年目の個人投資家です。』
株式投資をする上で『売買タイミング』は、非常に難しいポイントです。
『あの時売っておけば、利益が出ていたのに…。』
『売るタイミングが、ちょっと早かった…。』
こんな経験は、株式投資をしていれば、日常茶飯事です。
つまり、『売買タイミング』に悩んでいる投資家は、多いということです。
そして、日々経済の研究をしている人達によって、新しい概念が発表され、指標となる分析方法が沢山存在しています。
その指標を『テクニカル分析』といいます。
この記事では、沢山ある『テクニカル分析』の中から、『ボリンジャーバンド』を紹介します。
また、基本的な『売買タイミング』としては、『グランビルの法則』で学んでください。
Contents
株初心者のテクニカル分析『ボリンジャーバンドで買われ過ぎを予測』
まず、基本的な考え方から説明しておきます。
『テクニカル分析』の中で、最も大切で、基本となるものは、
・移動平均線
・ローソク足
・出来高
・トレンドライン
以上の4つです。
『移動平均線と、ローソク足以外見る必要はない』
と言われる人もいますが、私もこれに賛同しています。
そのため、他の『テクニカル分析』は、あくまでも補足と考えてください。
たまに、沢山のテクニカル分析を使っている人がいますが、
・あまり意味がない
・訳が分からなくなる
と、個人的には思っています。
昔から株の格言に
『頭と尻尾はくれてやれ』というのがあるのですが、その通りです。
・安く買って高く売る
・高く空売りを入れて安く買い戻す
これが基本にはなりますが、利益のMAXを狙いすぎて、
・利益確定のタイミングを失った
・まだいけると思って粘ったら、逆に損失を出した
なんて話は、よくある話です。
ほどほどの利益で利益確定をして、しっかりとした資金を増やすために、『テクニカル分析』を使うと考えて下さいね。
ボリンジャーバンド
『ボリンジャーバンド』とは、株価の勢いの変化や反転の目安、方向を見る指標です。
一定期間のデータの標準偏差を計算し、移動平均線に対し1~3倍を
・加算 → +1σ ~ +3σ
・減産 → -1σ ~ -3σ
として表します。
株価の値動きが激しいと、バンド幅が拡大、値動きが小さくなるとバンド幅が縮小します。
売買ポイント
あくまでも目安ですが、『ボリンジャーバンド』を使った売買ポイントです。
『順張り』
±2σ~±3σを超えて推移した場合、トレンドの転換の可能性があるため
・+2σ ~ +3σ → 買いポイント
・-2σ ~ -3σ → 売りポイント
このように見ます。
『逆張り』
±1σ~±3σを各々下値支持線や、上値抵抗線と考え
・-1σ ~ -3σ → 買いポイント
・+1σ ~ +3σ → 売りポイント
このように見ます。
『順張り』と『逆張り』で入るポジションが、逆になることに気を付けて下さい。
ボリンジャーバンドの特徴
『ボリンジャーバンド』は、リスク範囲を示します。
株価は『ボリンジャーバンド』で推移することが原則になります。
そのため、バンドから逸脱する株価は、買われ過ぎ、売られ過ぎのシグナルになります。
『ボリンジャーバンド』の収縮状態が長く続き、その株価がバンドを突き抜けると、トレンドの転換期の可能性が高くなる訳です。
そのため、『ボリンジャーバンド』自体がトレンドとなり、上値抵抗線や、下値支持線を示します。
そして、マーケット参加者のポジションを表しています。
トレンドが一方に傾くと、
上昇相場 → 利益確定の売り
下落相場 → 安値の買い
が多くなります。
ボリンジャーバンドの注意点
次に、『ボリンジャーバンド』を使う時の注意点です。
ここまで読んで、お気付きの人もいるとは思いますが、バンド内で動く前提を信じすぎると、株価予想を誤る原因になる事です。
例えば、バンドの幅が開き+3σに触ったので、逆張りで空売りを入れたとしましょう。
上値抵抗線となることを予測し、そのようなトレードをしましたが、+3σを超えて上がってしまった。
そんな事も多々あります。
あくまでも、限定的な過去のデータを元にしているので、将来の株価がそれによって拘束される訳ではありません。
おすすめの使い方
私が『ボリンジャーバンド』を、指標として参考にする場合、
・バンドから逸脱する株価は買われ過ぎ、売られ過ぎのシグナル
この部分を一番参考としています。
私は、短中期スイングの逆張りがメイントレードなため、バンドの幅が拡大し、『ボリンジャーバンド』2σ~3σの上値抵抗線、下値支持線を狙っていくことが多いのです。
しかし、『ボリンジャーバンド』の注意点でもあげたように、その数値を突破して以降することがあります。
そのため、『移動平均線』、『ローソク足』を見ながら、ポイントで『ボリンジャーバンド』を参考にして、ポジションを考えている訳です。
まとめ
今回は、『ボリンジャーバンド』の見方と、使い方を説明してきました。
『ボリンジャーバンド』は、買われ過ぎ、売られ過ぎを見る『テクニカル分析』です。
・+1α ~ +3α
・-1α ~ -3α
のバンドの幅の中で、相場の動きを考えます。
しかし、一番の基本となるのは、
・移動平均線
・ローソク足
・出来高
・トレンドライン
ですので、『ボリンジャーバンド』のみで、売買タイミングを考えることはやめてください。
あくまでも、補足の指標として、使いやすい『テクニカル分析』を選ぶことが重要です。
今回紹介した『ボリンジャーバンド』は、非常に使いやすい『テクニカル分析』のため、一度使ってみてください。