『昔からの必勝法ってありませんか??』
昔から続く、相場の必勝法を知っていますか??
実は、『株式投資の必勝法』と言われているものがあります。それが、『酒田五法』といわれるものです。
『株の収益だけで生活をしている、専業5年目の個人投資家です。』
昔、米の相場の必勝法と言われたのが、『酒田五法』です。
この『酒田五法』は、相場を読むという意味で、株のチャート読みの基本ともなっています。
そこでこの記事では、相場の必勝法とされる『酒田五法』の紹介をしていきます。
『酒田五法』は、ローソク足の組み合わせの応用編です。
もしも、『ローソク足』や、『ローソク足の組み合わせ』の基本が分からなければ、こちらをどうぞ。
Contents
株初心者の必勝法『ローソク足の組合せで相場を読む』酒田五法を解説
それでは、『酒田五法』のチャート読みの方法を、説明していきます。
三山
『三山』とは、大天井を表す線。
底値より波乱を繰り返しながら上昇して、高値より下押す。
これを三度同じ動きを繰り返し、大天井になれば売り放つのが良いです。
この型が出れば相場は終わり、中長期的に下落トレンドになっていきます。
① → 『三山宵の明星』
② → 『三山宵の十字星』
この2つは、三山の天井圏でよく見られる足型になります。
前日の陽線を受けて、当日は上方に窓を開けて寄り付いたものの、伸びきれず、『コマ』か『十字星』に終わってしまう。
そして、翌日は上昇を帳消しにする陰線が出現。
相場が力尽きたことを示し、典型的な売りシグナルになります。
三川
『三川』は、三山の反対で、底値で突っ込んでは戻すを繰り返すことを言います。
基本的には、底値のパターンです。
① → 『三川明けの明星』、『三川明けの十字星』
② → 『三川上放たれ二羽烏』
①・②は、『三川』の底値圏でしばしば現れます。
①・・・前日の陰線の余勢で、当日は下方に窓を開けて寄り付いたが、下値に乏しく、『コマ』か『十字星』で大引け。
そして、翌日は前日の陰線を消し去る陽線が出現。
大底確定の典型的な買いシグナルになります。
②・・・前日は陽線で引け。
当日も余勢で高寄りしたものの、売り込まれて小陰線で引けたけれども、上方に『窓』を開けています。
そして、翌日も同じような位置に同様の小陰線が出現。
売っても売っても、下値がないことを示しています。
こうなると、『飛燕のごとく』上昇するという意味で、『ツバメ返し』の別名もある、強い買いシグナルになります。
三空
『一空目』は、新規の強力な買い勢力の出現。
『二空目』は、売り方の踏み上げと、買い方の買い乗せ。
『三空目』は、切羽詰まった売り方の総踏み上げや、買い越しで噴き上げたものと見ます。
そのため、『三空』が出たあと、被せ線や寄せ線が出れば、売りを入れることが多いです。
相場格言にも『三空踏み上げに売り向かえ』とあります。
この逆が、『三空叩き込みに買い向かえ』となります。
三兵
① → 『赤三兵』
② → 『黒三兵』、『三羽烏』
相場の底値圏で『赤三兵』が出ると、大上げの前兆と言われています。
逆に天井圏で『三羽烏』が出ると、暴落の前兆となります。
三法
『三法』は、売買の休止を意味します。
① → 上放れ三法
② → 上げ三法
③ → 下放れ三法
④ → 下げ三法
この4種類が、『三法』の基本的な足型の組み合わせです。
『三法』が出た場合は、ひとまず休戦して、相場の成り行きをじっくり見定めるのがお勧めです。
まとめ
今回は、相場の必勝法と言われている『酒田五法』を説明しました。
『ローソン足の組み合わせ』で、相場を読む時に非常に参考になります。
投資家にとって、『酒田五法』は基本となっています。
そのため、『酒田五法』の理論を理解することで、株式投資の勝率を上げることができます。
是非、『酒田五法』の典型的なパターンを見たら、投資の参考にして下さいね。