初心者から上級者まで使える、株用語集です。
初心者にも、分かりやすい説明をします。
Contents
株初心者の株用語『初心者から上級者まで使える株用語集・し~』
地合い
『地合い』とは、その時の相場の雰囲気や、状況のことをいいます。
相場全体が上昇している状況を、『地合いが良い』と言います。
CEO(シーイーオー)
『CEO』とは、取締役会の委託を受け、経営方針の決定や、事業戦略の責任を持つ最高経営責任者のことをいいます。
CAC40指数
『CAC40指数』とは、ユーロネクスト・パリに上場する40銘柄で構成される、平均指数のことです。
フランスの代表的な指数です。
CME
『CME』とは、シカゴ・マーカンタイル取引所のことをいいます。
COO(シーオーオー)
『COO』とは、CEOが示した経営方針に従い、執行役として実務を行う最高執行責任者をいいます。
塩漬け
『塩漬け』とは、買った株の株価が下がり、売るに売れず長期間保有している状態をいいます。
時価総額
『時価総額』とは、その時の株価から見た、銘柄の価値を表します。
同業他社と『時価総額』を比べることで、株価を参考に会社の大きさを比較できます。
時価総額 = 株価 × 発行済み株式数
時価会計
『時価会計』とは、企業が保有する株式、債券などの金融資産を、所得価格ではなく時価で評価し、損益処理をすることをいいます。
直取引
『直取引』とは、法人間、個人投資家間で、証券会社を通さずに株を売買することをいいます。
仕組み債
『仕組み債』とは、金利スワップや、株式オプションを用いて、あらかじめ決められた条件によって、元本、利回りなどが変動する債券をいいます。
シクリカル
『シクリカル』とは、循環的な景気変動のことをいいます。
シコリ
『シコリ』とは、信用取引の買いが多く、損になっているため動きがとれない状態をいいます。
資産
『資産』とは、会社が集めた資金を、どのように保有しているかを表すものです。
貸借対照表の左側に表記されています。
支持線
『支持線』とは、チャートで2つ以上の下値をつないだ線をいいます。
支持線を『サポートライン』といいます。
反対に上値をつないだ線を、抵抗線(レジスタンスライン)といいます。
自社株買い
『自社株買い』とは、企業が発行した株式を、その企業が市場の時価で買い戻すことを言います。
市場コンサス
『市場コンサス』とは、アナリストなどが予想した平均値をいいます。
指数平滑移動平均(しすうへいかつ)
『指数平滑移動平均』とは、過去の価格よりも、直近の価格に比重をおいて計算された平均値です。
期間の数値を平均した『単純移動平均』と比べ、直近の値動きに対する反応が早くなる特徴があります。
指定替え
『指定替え』とは、証券取引所が、市場を移動や変更することをいいます。
東証二部 ⇒ 東証一部
東証マザーズ ⇒ 東証二部
上記のように、上位の市場の適合基準を満たして、昇格することを指します。
仕手株
『仕手株』とは、特定の団体が株価が安い内に株を買い、大量に仕込んだ後、情報操作などを使い急激的に株価を上げる銘柄をいいます。
CTA
『CTA』とは、世界各地の先物市場に上場された通貨、株式、先物、オプションに限定して投資しているヘッジファンドのことです。
GDP
『GDP』とは、国内総生産のことで、一国で1年間に生産された物や、サービスの総額をいいます。
生産面から国の経済規模を示す、代表的な指標です。
『GDP』の伸び率を、経済成長率と読んでいます。
国内だけではなく、海外の日本企業の生産額を含むのが、『GNP(国民総生産)』といいます。
品薄株
『品薄株』とは、市場で流通している株数が、少ない株式をいいます。
品借り料
『品借り料』とは、空売りの追加費用のことです。
空売りで、証券会社に株不足が生じた際、外部から調達するため追加費用を払います。
『逆日歩』と同じ意味です。
社外監査役
『社外監査役』とは、社外から就任した監査役をいいます。
監査役は、会社経営に不適切な業務執行がないかを調べ、それを阻止・是正する機関です。
取締役会のある会社は、監査役を必ず置かなければなりません。
原則3人以上置き、そのうち1人は『社外監査役』の必要があります。
写真相場
『写真相場』とは、他の取引所の相場に、同調して動くことをいいます。
ジャンクボンド
『ジャンクボンド』とは、投機的格付けの高利回り債のことをいいます。
週足
『週足』とは、1週間ごとの値動きを、1本のローソク足で表したものです。
従業員持株会
『従業員持株会』は、従業員による取得対象株式の取得、保有の促進によって、福利厚生や経営の参加意識の向上などの目的があります。
集中投資
『集中投資』とは、資金の大部分を単一銘柄に投資することをいいます。
反対に、資金を分散することを『分散投資』といいます。
順張り
『順張り』とは、株価が上昇している時に買い、下落している時に売る、相場の流れに沿った投資方法です。
逆に、相場の流れと逆の売買をする手法を『逆張り』といいます。
純利益
『純利益』とは、企業の利益から、法人税などのコストを引いた純粋な利益をいいます。
少額投資非課税制度
『少額投資非課税制度』とは、値上がり益や、配当金を非課税にする制度です。
よく聞かれる『NISA』のことです。
証券外務員
『証券外務員』とは、所属する証券会社に代わって、投資家と取引する資格がある人のことをいいます。
銀行窓口で有価証券を販売するには、この資格が必要です。
証券コード
『証券コード』とは、公開株式や公募債権、その他の上場証券について、選別するためのコード番号のことです。
上場
『上場』とは、取引所でその銘柄を、売買の対象として定めることをいいます。
『上場』されると、株の売買をすることができます。
上場廃止
『上場廃止』とは、上場銘柄が、証券取引所の上場廃止基準に該当したり、自主的に上場廃止申告を行い、取引所で売買取引ができなくなることをいいます。
『上場廃止』が決まると、整理銘柄に指定されます。
そして、原則1ヶ月取引が行われた後、上場廃止となります。
少数株主持分
『少数株主持分』とは、親会社が子会社に投資をしている資本(持分)のうち、親会社の資本(持分)ではない部分をいいます。
焦土作戦
『焦土作戦』とは、敵対的TOBに対する、防衛手段の一つです。
買収相手が欲しがっている事業や、資産などを売却して、買う気をなくさせる方法です。
ショート
『ショート』とは、売ることです。
反対に買う事を『ロング』といいます。
ショートカバー
『ショートカバー』とは、空売りを買い戻すことをいいます。
ショートスクイーズ
『ショートスクイーズ』とは、損切りのショートカバーに買いをぶつけて、売り方を締め上げることです。
消費者物価指数
『消費者物価指数』とは、全国の世帯消費者が、購入する商品の物価変動を測定するものです。
新株予約権
『新株予約権』とは、発行した株式会社に対し権利を行使することで、株式の交付を受けることができる権利をいいます。
所有者は、『新株予約権』を行使し、行使価格を払うことで、会社に新株を発行させることができます。
そして、会社自体が保有する株式を、取得することもできます。
新株予約権付社債(CB)
『新株予約権付社債』とは、一定の条件で企業の株式に、転換できる権利が付いた社債です。
一般的に、『CB』と呼ばれています。
新興市場
『新興市場』とは、新興企業(ベンチャー企業)が多く上場している、JASDAQやマザーズなどの総称として使われています。
信用期日
『信用期日』とは、信用取引の返済期限をいいます。
信用取引は、返済期限が6か月と決まっており、約定日から6か月となっています。
もしも『信用期日』までに決済しないと、強制的に自動決済されます。
なお、一般信用の場合は、無期限の所もあります。
信用取引
『信用取引』とは、保証金を証券会社に担保として預け、保証金の約3倍の金額の取引ができる制度をいいます。
信用倍率
『信用倍率』とは、信用買いと信用売り(空売り)の比率のことです。
信用倍率 = 信用買い ÷ 信用売り(空売り)
信用評価損益率
『信用評価損益率』とは、信用取引の買いで、どのくらい損失状態があるのかを調べる指標です。
数値がプラスだと、買い残の多くが評価益が出ている状態となります。
逆にマイナスの場合、買い残の評価損が出ている状態になる訳です。
一般的に、評価益が出ると利益確定、評価損の場合は利益が出るまで待つことになります。
そのため『信用評価損益率』は、マイナスになっていることが多いのです。
もしも、プラスに近付くと、相場が天井圏と判断されることが一般的です。
信用銘柄
『信用銘柄』とは、制度信用取引で取引できる銘柄のことです。