建機株価の特徴『建設機械メーカーの株価が上がるポイントを紹介』

『建機株を買うか迷っています…。』

『建機株の特徴ってありますか??』

 

 

株式投資において、業種ごとに特徴があることを知っていますか?

株式投資では、業種のことを『セクター』と言い、『セクター』ごとの特徴を知ることで勝率を上げることができます

 

 

『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』

『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』

 

 

株式投資をする上で、『セクター投資』は押さえておきたいですね。

なぜなら、長い期間利益を出している投資家は、自分自身の得意なセクター、苦手なセクターを理解しているからです。

 

 

更に、『セクター』ごとに株価が動く特徴があり、そこを知っているだけでも、勝率が大きく変わります。

そこでこの記事では、『建機株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介します。

 

 

Contents

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建機株価の特徴『建設機械メーカーの株価が上がるポイントを紹介』

 

建機株の特徴

『建機株』とは、建設機械メーカー関連の株式のことです。

 

 

コマツ(6301)

住友重機械工業(6302)

日立建機(6305)

タダノ(6395)

などの世界的有名企業が、多数存在するセクターです。

 

 

国内だけではなく、アジア新興国などのインフラ需要で、業績拡大の機会を得ています。

そのため『建機株』は、建築需要の拡大に比例して、業績が上昇していくのです。

 

『大型機器のため、事業の大小で期待感が変わります』

 

 

 

建機株と世界の資源国の関係

『建機株』は、インフラ事業はもちろん、資源採掘においても重要な立場にあります。

そのため、資源価格の変動や、世界の資源メジャー国の経済状態に、株価が左右されやすい特徴があります。

 

 

世界的な資源メジャー国と言うと、

・中国

・ロシア

・中近東

などの国が挙げられます。

 

 

そのため、上記の国の経済状況が好調であれば、プラス材料となります。

逆に、経済状況が悪化減速する局面では、マイナス材料となり、株式が売られやすくなる訳です。

 

 

また、資源価格の変動にも注目をしておきましょう。

・資源高 ⇒ 資源量を増やすため建機に投資     ⇒ プラス材料

・資源安 ⇒ 資源量を減らすため建機の投資を減らす ⇒ マイナス材料

 

 

『建機株』は、建設関係の動向に注目がいきがちですが、市場が巨大な資源関係の動きにも注目をしましょう。

特に中国は、鉄鋼や石炭、銅といった素材で世界の4~5割を消費しています。

そのため、中国需要の変動は、資源価格の変動や、資源を輸出する新興国の景気にも影響します。

 

『中国の影響は大きいですよ』

 

 

 

建機株と原油価格の関係

『建機株』は、原油価格の変動にも、株価が影響を受ける特徴があります。

考え方としては、先程紹介した資源価格の変動と一緒です。

 

 

・原油高 ⇒ 産出国の投資が増える ⇒ プラス材料

・原油安 ⇒ 産出国の投資が減る  ⇒ マイナス材料

 

『原油も資源なので、考え方が同じになる訳です』

 

 

建機株と為替の関係

『建機株』は、世界的資源メジャー国に、建設機械の輸出をしているため、為替の変動の影響も受けます。

・円安 ⇒ プラス材料

・円高 ⇒ マイナス材料

 

『輸出国家の日本は、為替の影響が大きいのです』

 

 

 

建機株と自動運転技術

建設機械の運転は、特殊な資格が必要で、経験や技術が求められる理由もあり、担い手不足なのが現状です。

その問題を解決する手段として、自動運転化に大きな注目が集まっています。

 

 

今後、自動運転化も大きなテーマとして、『建機株』に影響を与えていくことでしょう。

自動車株セクターと連動して、株価が動く局面も増えるはずです。

 

『建機株の自動運転化は、注目度が高い内容です』

 

 

 

 

まとめ

今回は、『建機株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介しました。

 

 

『建機株』で注目するべきポイントは、インフラ需要などの建築関連資源メジャー国の景気や資源価格の変動です。

 

 

『建機株』は、比較的株価の動きが緩やかなセクターと言えますが、中国アジア新興国の景気動向で、株価が影響を受けやすくなっています。

特に、中国の経済状況は、アジア新興国にも影響を与えます。

そのため、『建機株』を選ぶ場合、中国の動向や経済状況を注目しておきましょう。

 

 

 

 

 

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