『トレンドラインとは、何ですか??』
『トレンドラインの引き方を知りたい…。』
相場には、必ず流れがあります。
その流れを知って、波に乗ってこそ勝率が上がるのです。
そして、株式投資でこの流れを知るために使うのが、『トレンドライン』です。
この『トレンドライン』を知っておるか、知らないかで勝率が大きく変わります。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活をしている、専業6年目の個人投資家です。』
『株で稼ぎたい!!』
皆が望んでいる事ですよね。
しかし、世の中には沢山の手法があり、何を勉強すれば良いのか、分からない人も多いでしょう。
結論を言います。
『移動平均線』を、ひたすら勉強して下さい。
『移動平均線』は、株式投資の基本中の基本であり、最も重要なものです。
更に、『移動平均線』と一緒に使うことで、大幅に勝率を上げる方法があります。
それが『トレンドライン』です。
そこでこの記事では、『移動平均線』と一緒に使う『トレンドライン』の使い方や、引き方を紹介します。
Contents
トレンドラインの引き方『株の移動平均線とトレンドラインの使い方』
まず、株式投資のする上で、必ず覚えなくてはならない4つのポイントがあります。
今回は、下記の4つのポイントの中から、『トレンドライン』にスポットを当てて説明していきます。
・移動平均線
・ローソク足
・出来高
・トレンドライン
相場のトレンド3種類
そして、相場の流れには、3種類の特徴があります。
今回の『トレンドライン』を理解する上で、この3種類を踏まえて説明をしていきます。
・上昇トレンド
・下落トレンド
・もみ合い相場
移動平均線にトレンドラインを引く
それでは、『トレンドライン』の説明に移ります。
『トレンドライン』とは、トレンドを把握するために、チャート上に引く線のことを言います。
チャート上の『高値と高値』、『安値と安値』にラインを引き、その相場のトレンドを判断するために使います。
・トレンドライン上向き ⇒ 上昇トレンド
・トレンドライン下向き ⇒ 下落トレンド
・トレンドラインが平行 ⇒ もみ合い相場
ちなみに『もみ合い相場』は、一定の幅で動きを繰り返すため、『BOX相場』とも呼ばれています。
『トレンドライン』を引くときは、複数の高値(安値)を結んで、『トレンドライン』の有効性を上げていきます。
この『トレンドライン』はとても重要で、線を1本引くだけで、チャートの見え方が変わってきます。
それでは、上昇トレンド・下落トレンドを表す、
・下値サポートライン
・上値レジスタンスライン
を説明していきます。
下値サポートライン
上昇トレンドで、『安値と安値』を結んだトレンドラインを、『下値サポートライン(下値支持線)』と言います。
上値レジスタンスライン
下落トレンドで、『高値と高値』を結んだトレンドラインを、『上値レジスタンスライン(上値抵抗線)』と言います。
トレンドラインと、アウトラインの引き方
次に、『アウトライン』を引いてみましょう。
『アウトライン』とは、トレンドラインと平行なラインを、上下に引いたものです。
『アウトライン』を引くことで、近い将来その相場が、どのように動くのかを予測することができます。
『アウトライン』の引き方は、以下の通りです。
・上昇トレンド ⇒ トレンドラインの上方にアウトライン
・下落トレンド ⇒ トレンドラインの下方にアウトライン
上昇トレンド
下落トレンド
もみ合い相場
レンジとは
・上昇トレンドとアウトラインで形成 ⇒ 上昇チャンネル
・下落トレンドとアウトラインで形成 ⇒ 下落チャンネル
一般的に全部を含め、『レンジ』と呼ばれます。
移動平均線とレンジブレイクで転換点を狙う
『レンジ』を抜けることを、『レンジブレイク』と言います。
基本的に、『トレンドライン』をブレイクした所で、売買するのがセオリーです。
レンジブレイク例1
・買いポジション ⇒ 手仕舞い(一旦売ってポジション無し)
・売りポジション ⇒ ホールド(継続)
レンジブレイク例2
・買いポジション ⇒ ホールド
・売りポジション ⇒ 手仕舞い
レンジブレイク例3
・買いポジション ⇒ ホールド
・売りポジション ⇒ 手仕舞い
レンジブレイク例4
・買いポジション ⇒ 手仕舞い
・売りポジション ⇒ ホールド
レンジブレイクの注意点
ここまで『レンジブレイク』の例を挙げ、買いと売りでのポジションを説明しました。
しかし、これだけではリスクもあり、トレード方法としては不完全です。
上昇も下落も、『トレンドライン』を割り込むと、トレンドの終了となることがほとんどです。
そして、移動平均線の方向は、『もみ合い相場』になることが多くなります。
そのため、『トレンドライン』をブレイクしたという理由で売買を開始すると、『もみ合い相場』になり、資金が拘束されやすくなります。
それだけではなく、もみ合いから、予測と違う方向にトレンドが発生すると、損切をするはめになるので注意が必要です。
もみ合いは、見送りが基本です。
『レンジブレイク』で売買をする場合は、確実性がある時だけにするのが賢明です。
『もみ合い相場』をブレイクする時は、それだけ勢いがある証拠なので、ブレイク確認後でも十分利益が狙えます。
まとめ
今回は、『移動平均線』と一緒に使う『トレンドライン』の使い方や、引き方を紹介しました。
・移動平均線
・ローソク足
・出来高
・トレンドライン
の4つをしっかり使うことができれば、株は勝つことができます。
株式投資は、直感や思いつきで、するものではありません。
しっかりと、相場の流れを『トレンドライン』で掴んで、流れにあった売買をして下さい。
そして、『トレンドライン』を理解した上で、チャートのパターンを覚えて下さい。