![株の損失500万円で証券会社社員を脅迫『証券会社の営業を信じるな』](https://chamber.love/wp-content/uploads/2019/08/546880e2f9e4dc15b830f810ed3d6abc_s.jpg)
衝撃のニュースです。
2019年8月15日、証券で500万円の損失が出たことに腹を立てて、大手証券会社の社員を脅迫する事件が起こりました。
容疑者の妻が保有する為替変動型の証券で、500万円の損失を出したようです。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
今回の事件、始めに女性担当者が、自宅に説明に行ったようです。
その後、『上司を呼べ』と言われ、営業課長が呼び出されました。
そして、『ぶっ殺す』などの発言があったため、脅迫として事件になってしまいました。
一連の流れから見ると、女性の営業マンに、奥さんが証券を勧められ、
『人間的に信用出来そう』
そんな感じの理由から、勧められるままに投資をしたのでしょう。
確かに、米中貿易摩擦などもあり、急激な円高になったため、為替変動型の証券で損失は出るでしょう。
しかし、この事件の本当の問題は、未だに証券会社の営業に勧められたまま、投資をしてしまったことです。
そこでこの記事では、なぜ証券会社の営業で、事件が起こってしまったのかを紹介します。
Contents
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株の損失500万円で証券会社社員を脅迫『証券を信じるな』
まず始めに、今はほとんどの人がネット証券を利用しています。
そのため、対面式の証券会社に行くことは、ほぼ無いかと思います。
対面式の証券会社に口座を作らない限り、営業マンから商品を勧められることはありません。
つまり、今回の事件は、ほとんどの人が対象外の内容と言えます。
しかし今後、投資信託や個人年金、資産運用の相談などで、銀行や証券会社などに行く可能性もあります。
そんな時、必ず営業をされます。
『親身になってくれたから』
『知識が豊富で、任せられそう』
そんな理由で営業マンを信じて、勧められた商品を購入しないで下さい。
営業マンは投資のプロではない
証券会社の社員だからと言って、投資のプロではありません。
営業マンは、部署ごとに決められた商品を売ることで、歩合を手にすることができます。
つまり、利益が出る商品を勧めている訳ではなく、上司に指示された商品を売っているのです。
人柄や、マニュアル的な知識で、営業マンを味方のように勘違いしないで下さい。
ただの営業です。
あなたが利益を出そうが、損をしようが、営業マンには関係ありません。
どれだけの金額を投資させたか、それだけしか興味はないのです。
証券会社の営業は儲からない
一昔前、ネット証券が無い頃は、証券会社の営業は儲かりました。
しかし、今は儲かりません。
何故なら、お客がいないからです。
これだけ情報が手に入る時代に、わざわざ手数料が高い対面式の証券会社を使いません。
もちろん、IPO投資をする人などには、大きなメリットもあります。
しかし、取引のスピード、手数料を考えても、ネット証券を使うことが普通です。
そのため、今は証券会社の営業は儲からないのです。
では、儲けるためにはどうするでしょうか??
そうです!!
ネット証券を使っていない顧客を、より一層囲い込み、投資をさせるしかありません。結果、年配の投資家が餌食になってしまうのです。
投資は自己責任
投資は自己責任です。利益が出ようが、損をしようが、自分の責任です。
今回の事件のように、営業に怒りをぶつけることは、本末転倒です。
全て、高齢者の容疑者の責任です。
人の意見で投資をする人は勝てない
きっと営業マンに、
『今がチャンスです』
『儲かっている人達は、皆さんやっています』
そんな感じで勧められたのでしょう。
しかし、信じて購入した人が悪いのです。
投資は、人の意見で行うものではありません。
勉強や、検証のために参考にすることはあります。
しかし、売買の判断を人に頼る人は、基本負けます。
自分のお金を、人に任せたのですから、文句は言えないはずです。
ですが、人の意見で売買する人に限って、
『騙された…。』
『信じていたのに…。』
なんて発言をします。
意味が無いことは、卒業しましょう。
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人の意見で投資して損をしている人は沢山います
今回の500万円損失での脅迫事件ですが、教訓として活かしていきましょう。
『営業マンとか関係ないし』
『ネット証券を使っている』
こんな理由で、自分には関係がないと考えている人は危険です。
今回の事件から学べることは、投資をするのであれば、自分の判断、責任で行うという事です。
SNSや掲示板などの意見を信じて、そのまま投資をした結果、損失を出している人は沢山います。
内容は違えど、やっていることは、事件のきっかけと同じです。
まとめ
今回は、なぜ証券会社の営業で、事件が起こってしまったのかを紹介しました。
証券会社の営業を信じても、何も意味はありません。
営業マンは、投資のプロではありません。
また、投資は自己責任です。
誰かに勧められても、SNSや掲示板で話題になったとしても、人の意見で投資をするべきではありません。
もしも、人の意見で投資をしても、全て自己責任です。
自分のお金を人に任せた時点で、お金を捨てたも一緒です。
儲かろうが、損しようが、何も言う権利はないのです。