株の損失500万円で証券会社社員を脅迫『証券会社の営業を信じるな』

『証券会社の営業に、株を勧められたら買うのが正解??』

 

衝撃のニュースです。

2019年8月15日、証券で500万円の損失が出たことに腹を立てて、大手証券会社の社員を脅迫する事件が起こりました。

容疑者の妻が保有する為替変動型の証券で、500万円の損失を出したようです。

 

 

『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』

『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』

 

 

今回の事件、始めに女性担当者が、自宅に説明に行ったようです。

その後、『上司を呼べ』と言われ、営業課長が呼び出されました。

そして、『ぶっ殺す』などの発言があったため、脅迫として事件になってしまいました。

 

 

一連の流れから見ると、女性の営業マンに、奥さんが証券を勧められ、

『人間的に信用出来そう』

そんな感じの理由から、勧められるままに投資をしたのでしょう。

 

 

確かに、米中貿易摩擦などもあり、急激な円高になったため、為替変動型の証券で損失は出るでしょう。

 

 

しかし、この事件の本当の問題は、未だに証券会社の営業に勧められたまま、投資をしてしまったことです。

そこでこの記事では、なぜ証券会社の営業で、事件が起こってしまったのかを紹介します。

 

 

 

 

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株の損失500万円で証券会社社員を脅迫『証券を信じるな』

まず始めに、今はほとんどの人がネット証券を利用しています。

そのため、対面式の証券会社に行くことは、ほぼ無いかと思います。

 

 

対面式の証券会社に口座を作らない限り、営業マンから商品を勧められることはありません。

つまり、今回の事件は、ほとんどの人が対象外の内容と言えます。

 

 

しかし今後、投資信託や個人年金、資産運用の相談などで、銀行や証券会社などに行く可能性もあります。

そんな時、必ず営業をされます。

 

 

『親身になってくれたから』

『知識が豊富で、任せられそう』

そんな理由で営業マンを信じて、勧められた商品を購入しないで下さい。

 

『営業の基本は、買いたいと思わせて、商品を売ることです』

 

 

 

 

営業マンは投資のプロではない

証券会社の社員だからと言って、投資のプロではありません

営業マンは、部署ごとに決められた商品を売ることで、歩合を手にすることができます。

つまり、利益が出る商品を勧めている訳ではなく、上司に指示された商品を売っているのです。

 

 

人柄や、マニュアル的な知識で、営業マンを味方のように勘違いしないで下さい。

ただの営業です。

 

 

あなたが利益を出そうが、損をしようが、営業マンには関係ありません。

どれだけの金額を投資させたか、それだけしか興味はないのです。

 

『証券会社の社員=投資のプロ、ではありません』

 

 

 

証券会社の営業は儲からない

一昔前、ネット証券が無い頃は、証券会社の営業は儲かりました。

しかし、今は儲かりません。

何故なら、お客がいないからです。

 

 

これだけ情報が手に入る時代に、わざわざ手数料が高い対面式の証券会社を使いません。

もちろん、IPO投資をする人などには、大きなメリットもあります。

 

 

しかし、取引のスピード、手数料を考えても、ネット証券を使うことが普通です。

そのため、今は証券会社の営業は儲からないのです。

 

 

では、儲けるためにはどうするでしょうか??

そうです!!

ネット証券を使っていない顧客を、より一層囲い込み、投資をさせるしかありません。

結果、年配の投資家が餌食になってしまうのです。

 

『証券会社マンが儲かる時代は、とっくに終わりました』

 

 

 

投資は自己責任

投資は自己責任です。

利益が出ようが、損をしようが、自分の責任です。

 

 

今回の事件のように、営業に怒りをぶつけることは、本末転倒です。

全て、高齢者の容疑者の責任です。

 

『何があったとしても、残念ながら逆恨みです』

 

 

人の意見で投資をする人は勝てない

きっと営業マンに、

『今がチャンスです』

『儲かっている人達は、皆さんやっています』

そんな感じで勧められたのでしょう。

 

 

しかし、信じて購入した人が悪いのです。

投資は、人の意見で行うものではありません。

 

 

勉強や、検証のために参考にすることはあります。

しかし、売買の判断を人に頼る人は、基本負けます。

 

 

自分のお金を、人に任せたのですから、文句は言えないはずです。

 

 

ですが、人の意見で売買する人に限って、

『騙された…。』

『信じていたのに…。』

なんて発言をします。

 

 

意味が無いことは、卒業しましょう。

 

『なぜ人の意見でお金を賭けられるのか、不思議でしょうがありません』

 

 

 

人の意見で投資して損をしている人は沢山います

今回の500万円損失での脅迫事件ですが、教訓として活かしていきましょう。

『営業マンとか関係ないし』

『ネット証券を使っている』

こんな理由で、自分には関係がないと考えている人は危険です。

 

 

今回の事件から学べることは、投資をするのであれば、自分の判断責任で行うという事です。

 

 

SNSや掲示板などの意見を信じて、そのまま投資をした結果、損失を出している人は沢山います。

内容は違えど、やっていることは、事件のきっかけと同じです。

 

『教訓として、今後の投資に活かしましょう』

 

 

 

 

まとめ

今回は、なぜ証券会社の営業で、事件が起こってしまったのかを紹介しました。

証券会社の営業を信じても、何も意味はありません。

 

 

営業マンは、投資のプロではありません。

 

 

また、投資は自己責任です。

誰かに勧められても、SNSや掲示板で話題になったとしても、人の意見で投資をするべきではありません。

 

 

もしも、人の意見で投資をしても、全て自己責任です。

自分のお金を人に任せた時点で、お金を捨てたも一緒です。

儲かろうが、損しようが、何も言う権利はないのです。

 

 

 

 

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