『ゴム株を買うか迷っています…。』
『ゴム株の特徴ってありますか??』
株式投資において、業種ごとに特徴があることを知っていますか?
株式投資では、業種のことを『セクター』と言い、『セクター』ごとの特徴を知ることで勝率を上げることができます。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
株式投資をする上で、『セクター投資』は押さえておきたいですね。
なぜなら、長い期間利益を出している投資家は、自分自身の得意なセクター、苦手なセクターを理解しているからです。
更に、『セクター』ごとに株価が動く特徴があり、そこを知っているだけでも、勝率が大きく変わります。
そこでこの記事では、『ゴム株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介します。
Contents
ゴムメーカー株価の特徴『ゴム関連企業の株価が上がるポイントは?』
ゴム株の特徴
『ゴム株』は、外国人比率の高い銘柄が多くなっています。
そのため、外国人投資家の動向に左右されやすくなります。
また、外国人投資家に左右される分、為替の影響を受けやすい特徴があります。
つまり、円高・円安によって、株価が大きく動くという訳です。
ゴム株と原材料価格
『ゴム株』なので、原材料のゴムの価格変動が、企業の業績に大きく影響します。
・ゴム材料価格が安い ⇒ プラス材料
・ゴム材料価格が高い ⇒ マイナス材料
ゴム株と原油価格
『ゴム株』は、製造過程で原油を使用するため、原油価格も企業の業績を左右します。
そのため、原油価格の変動は、株価が動くポイントです。
・原油安 ⇒ プラス材料
・原油高 ⇒ マイナス材料
ゴム株と自動車株の関係
『ゴム株』は、自動車株の影響も受けます。
それは、自動車のタイヤを製造している企業が多いためです。
先程紹介した『原油価格』も、自動車を通して影響が出てきます。
それは、原油価格と車の利用率です。
基本的な考え方として、
・原油安 ⇒ 車の利用率が増える ⇒ タイヤの消費が増える
・原油高 ⇒ 車の利用率が減る ⇒ タイヤの消費が減る
以上のように捉えて下さい。
ゴム株と建設株の関係
『ゴム株』は、建設業界のイベントにも、株価が反応して動きます。
なぜなら、建築資材・耐震素材などもゴムが使用されているためです。
『ゴム株』は、タイヤのイメージが強く、自動車株の動きに注目が集まりがちです。
しかし、全ての『ゴム株』企業が、タイヤを製造している訳ではありません。
建築系のイベントにも、株価が大きく反応することを押さえておいて下さい。
まとめ
今回は、『ゴム株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介しました。
『ゴム株』の業績は、為替や原材料価格、原油価格に影響を受けます。
基本的なプラス材料としては、
・ゴム原材料が安い
・原油安
上記が代表的です。
そして、一般的にタイヤのイメージが強い通り、自動車関連企業の業績が、『ゴム株』にも影響を大きく与えます。
もちろん、全ての『ゴム株』企業が、タイヤを製造している訳ではありません。
建築資材・耐震素材なども製造しています。
そのため、建設業界のイベントにも注目をして下さい。