![株価予想は当たらない『専門家やアナリストの言うことを信じるな』](https://chamber.love/wp-content/uploads/2019/08/363779bd7e021818680f5b1bea3fb16c_s.jpg)
皆さんは、株式投資のプロと聞いた時に、どんな人を想像しますか??
TVや新聞、雑誌などでコメントをしている『アナリスト』を、思い浮かべる人も多いことでしょう。
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
世間的な投資のプロは、
・アナリスト
・ストラテジスト
などになるでしょう。
メディアに出て、自分の予想を発表しているため、そのような印象になっています。
しかし、『アナリスト』や『ストラテジスト』などの専門家の予想は、当てになりません。
予想をかなり外します。
では、なぜ専門家である『アナリスト』が、予想を外してしまうのでしょうか??
そこでこの記事では、『アナリスト』などの専門家が、株価予想を外す理由を紹介します。
Contents
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株価予想は当たらない『専門家やアナリストの言うことを信じるな』
まず、株価を予想する時は、過去のデータや、現在のトレンドが参考になります。
つまり、現時点の数値から、トレンドに合わせた予想になるのです。
例えば、現在のトレンドが、上昇トレンドだとしましょう。
すると、上昇の予想幅が大きく、下落の予想幅が小さくなります。
そのため、トレンドに沿った無難な予想になる訳です。
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極端な予想はしずらい
『アナリスト』などの専門家は、莫大なデータの分析から予測し、予想を発表しています。
しかし、現時点での株価水準やトレンドが前提になっているため、予想する株価も数字に依存します。
その結果、いくら自信を持った予測とは言え、突然トレンドと逆の予想を発表することは難しいのです。
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当てて欲しい時に当たらないアナリスト
皆さんが、『アナリスト』など専門家を頼りにする時は、どんな時でしょうか??
きっと、相場の動きが急変し、先が読めない状況の時ではないでしょうか??
特に、日経平均が急激に変化し、自分が保有している銘柄で、大きな含み損を出してしまった時は余計に、『アナリスト』など専門家の意見を聞きたくなるでしょう。
気持ちは分かります。
不安ですからね…。
しかし、『アナリスト』など専門家は、無難な予想を発表しています。
そのため、相場が急変した時は、大多数の『アナリスト』など専門家の予想は外れます。
つまり、皆さんが予想を当てて欲しいと思う時ほど、専門家の予想は外れるのです。
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逆の予想は信じていない
実は、少数ですが、逆の予想を発表している専門家もいます。
他の人とは、全く違う予想です。
しかし、私たちは信じません。
なぜなら、大多数の専門家と同じように、私たちも無難な予想を信じているからです。
そのため、
・上昇相場で弱気な発言
・下落相場で強気な発言
などの逆の意見に、耳を傾けられないのです。
結果、少数派の専門家の意見は、評価されないことが多くなってしまいます。
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アナリストなど専門家の意見の活かし方
なぜ、専門家の予想が外れてしまうのか、理解できたかと思います。
そこで次に、専門家の予想を、どのように自分のトレードに活かすのかを考えてみましょう。
冷静な分析を一つの参考に
株価が上下している時、人は自分に都合の良い考え方になってしまいます。
そのため、冷静な判断ができず、
・きっと上がるはず
・そろそろ下げ止まって、反転する
などと考え、損失を膨らます時が多々あります。
そんな時に、『アナリスト』など専門家の意見を参考にしましょう。
専門家は、ファンダメンタル分析で、経済状態や企業の内容を分析しています。
そして分析の結果を、一つの判断材料として、投資家に発表しています。
つまり、冷静な判断のきっかけを作ってくれるのです。
予想を信じて、取引をするのではなく、冷静さを取り戻すために参考にするのです。
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専門家は予想屋ではない
ギャンブルの世界などに見られる『予想屋』。
過去のデータから、勝率を予想し、その的中率を元に、商いをしています。
しかし、株式市場の専門家は、『予想屋』ではありません。
確かに、『予想屋』のように、特定の銘柄を煽る人もいます。
でも、『予想屋』と考えないで下さい。
投資の判断は、最終的に自分自身です。
専門家の予想に乗っかって、儲けたい気持ちは分かります。
しかし、あくまでも参考であって、予想屋ではないことを理解して下さい。
人の意見で投資をする人は、ほとんどの人が負けます。
まとめ
今回は、『アナリスト』などの専門家が、株価予想を外す理由を紹介しました。
株式投資の専門家は、トレンドに沿った無難な予想を発表します。
そのため、急激に相場が変動する時に、ほとんどの専門家が予想を外します。
これは、仕方がないことなのです。
『専門家なのに、予想が当たらない』
などと言わず、一つの冷静な判断として、投資の参考にして下さい。
相場は、人の心理や感情で大きく動きます。
そして、自分に都合の良い考え方、感情になった時に、大きく損をします。
『アナリスト』など専門家の予想で投資をするのではなく、一つの分析結果として、トレードに活用しましょう。