遂に、対中国への追加関税第4弾が発表されました。
それに伴い、日本の株価が大きく下落しています。
それどころか、世界的な株安となってしまいました。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
アメリカの金利利下げが、ほぼ確実となり、株価の上昇に期待していた所、遂にやってきました。
そうです!!
第4弾の米中追加関税です。
両国とも、先送りにしていた内容でしたが、まさかこのタイミングとは…。
トランプ氏は、利下げのタイミングを見計らって、仕掛けてきましたね。
株式や為替で投資をしている人にとって、かなりのバットニュースでした。
この先、株価はどのように動くのでしょうか??
そこでこの記事では、今回の米中貿易摩擦を受け、今後の株価の動きを紹介します。
Contents
米中貿易摩擦で株価暴落『第4弾追加関税~10月迄の株価の動きは?』
結論から言って、日本の株式市場は大きな打撃を受けます。
前回、5月のゴールデンウィーク中に、追加関税税率の引き上げがありました。
そこから日経平均は、5月7日~6月3日の約1ヶ月で、1,885円も下落しました。
確実に円高に進む
まず、世界的な経済不安要素があると、比較的安全とされる円が買われます。
現在の市場の常識となっています。105円台で推移することでしょう。
円高から株価暴落
輸出国家である日本の企業は、円高により業績が落ち込みます。
そのため、株価にも大きく影響がある訳です。
また、今回の追加関税を受けて、アメリカ市場も暴落することでしょう。
アメリカ市場の暴落は、そのまま日本市場へと影響します。
・急激な円高
・アメリカ市場の暴落
以上2点の理由で、日経平均は暴落します。
どこまで下がる日経平均??
前回の追加関税での暴落や、直近安値の株価を見ると20,300~20,200円の間で下げ止まる可能性が高いでしょう。
しかし、円高が105円を割り込み、104円台以上が見えた時、日経平均20,000円割れの覚悟も必要です。
あくまでも個人の意見ですが、最悪日経平均19,920円ぐらいの覚悟は決めています。
織り込み済みの可能性も
これは、希望的観測になってしまいますが、市場が織り込み済みとなる可能性もあります。
アメリカ市場、日本市場はもちろん、世界的にも株安にはなります。
しかし、米中貿易摩擦は先送りになっていただけであり、解決はしていません。
つまり、いつか来るであろう追加関税が、予想よりも早く来ただけだと考えられるのです。
その場合、急激な下落の後に、早い段階で株価が回復する可能性もあるのです。
今後の株価の展開
今後の株価を占う意味でも、外せない世界情勢は3つだと考えています。
・米中貿易摩擦の追加関税
・アメリカの金利利下げ
・イギリスのEU離脱
追加関税、利下げ共に、9月中に決定することでしょう。
株価の影響を考えれば、
・追加関税 ⇒ 株価下落
・利下げ ⇒ 株価上昇
上記のように動くのが、過去の基本ではあります。
しかし、現在の世界的経済の減退に伴い、追加関税のマイナスが強いと言えます。
イギリスのEU離脱
また、10月にはイギリスのEU離脱問題が待ち構えています。
イギリス首相にボリス氏が選出され、ほぼ確実に離脱するのではないかと考えています。
結果、世界同時株安が始まります。
株式投資の流れ
今回の追加関税を受け、短期間で株価は暴落するでしょう。
しかし、長い期間の下落はないと考えています。
そのため、米中貿易摩擦の際中が、絶好の買い場になるはずです。
そして、10月のイギリスEU離脱問題で、再び株価が下落するでしょう。
結果、
・8月 ⇒ 米中貿易摩擦で下落 ⇒ 買い
・9月 ⇒ アメリカの金利利下げ ⇒ ホールドもしくは、利益確定
・10月 ⇒ イギリスEU離脱 ⇒ 売り
・下げ止まり ⇒ 買い
という流れが自然だと考えています。
もちろん、予想通りにいかなのが市場ですが、これが一般的な考え方になります。
まとめ
今回は、第4弾の米中貿易摩擦を受け、今後の株価の動きを紹介しました。
今回の株価は暴落しますが、短期的だと考えます。
それに伴い、アメリカの金利利下げに向けて、絶好の買い場がやってきます。
しかし、10月にイギリスのEU離脱が待っています。
長期的な投資にとっては、先行き不安な相場になりますが、短中期的に考えればチャンスです。
早めの利益確定を意識して、乱高下する相場で資産を増やしていきましょう。