『みんなが買ったら買い、みんなが売ったら売りでいいんでしょ?』
『相場の流れ通りに取引してるのに、上手く利益が出せません…。』
『株価が上がったら買い、株価が下がったら売り』
『順張り』は、株式投資の基本となっています。
しかし、相場の流れで取引をしているのに、上手く利益が出せないと悩んでいませんか?
この記事で、株の格言を元に、株式投資の技術向上をはかれます。
投資家の経験から生まれた格言だけに、投資判断に迷った時の助けになる場面があるでしょう。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活をしている、専業5年目の個人投資家です。』
みんなと同じ事をしているのに、結果が上手くでないと悩んでいる人に、ぴったりの格言があります。
この記事では、『人の行く裏に道あり花の山』という株の格言の紹介します。
記事を読み終えると、相場の考え方が変わり、新しい投資技術を知ることができます。
Contents
株の格言『人の行く裏に道あり花の山』
この格言は、株式投資の格言として、最も有名な格言の一つです。
『人の行く裏に道あり花の山』の意味は、
他の投資家とは、反対のことをやった方が、上手くいく場合が多い
という意味です。
『他人と同じ売買をしている限り、利益は得ずらい』ということになります。
つまり、他人と逆の行動を素早くとることが大切という訳です。
発想としては、『逆張り』ですね。
また、欧州にも似た格言があります。
『リッチになりたければ、孤独に耐えろ』
人並みにしていても、人並みの結果しか得られないという意味になります。
世間的に言われる成功者は、『誰もやらないことをやってきた人』ということですね。
『人の行く裏に道あり花の山』に似ている株の格言
それでは、『人の行く裏に道あり花の山』に似ている格言も紹介します。
・『麦わら帽子は冬に買え』
・『幽霊と相場は寂しいほうに出る』
麦わら帽子は冬に買え
冬に麦わら帽子を買う人は、非常に少ないので比較的安く買うことができます。
簡単に言えば、他人が欲しくない時に買って、他人が欲しいと思った時に売るということです。
株の場合なら、注目されていない時期は比較的安く買えます。
そして、注目度が高まると株価も上がるので、利益を得やすくなるという訳です。
『季節銘柄』の投資スタイルに、よく使われる格言です。
幽霊と相場は寂しいほうに出る
これも逆張り投資の格言です。
幽霊は人の気配があるところには出ず、淋しい場所に表れます。
それと同じで、優れた投資家は、人気を集めている銘柄に投資せず、他の投資家から注目されていない銘柄を探し、投資をするという意味です。
すでに話題になっている銘柄は、株価が上がり過ぎていることが多くなります。
そのため、リスクは大きく、リターンは少なくなりやすいのです。
成長株投資のように、『将来有望な銘柄を探す』という格言です。
実際の取引に逆張り格言を生かす
では、実際の取引にどのように生かすのか説明します。
人気が先行している銘柄は、『儲かりそうな気』がするものです。
しかし、すでに天井圏にいることも多く、投資した途端に株価が下落することがあります。
逆に株価が下落している、みんなが弱気になっている銘柄は、株価が底値圏で低迷していることが多くなります。
そのため、底値圏にある銘柄を探して、買い時をさぐる方が利益が出やすくなります。
もちろん、株価が下落している材料を、見極めなくてはなりませんが…。
また、市場が弱気な時ほど、強気で攻めるという発想もあります。
まとめ
今回、逆張りの格言として、3種類の株の格言を紹介しました。
全て逆張りの格言です。
最初に触れたように、株式投資の基本は順張りです。
しかし、他の投資家と同じ発想では、株で勝てないのも本質です。
そこで、逆張りの格言から、あなたの投資の考え方に、新しい発想を組み込んでみて下さい。
特に、仕手株によくやられている人は、この格言で投資の価値観を変えることをお勧めします。