『これを機に、投資を始めようかと…。』
今、年金2,000万円不足問題が、連日のようにニュースなどで流れています。
このニュースを聞いて、老後のために投資を始めようと考えている人も、多いのではないでしょうか?
個人的には、しっかり勉強して、投資を始めることには賛成です。
しかし、
『知識がない…。』
『プロに任せたい…。』
『プロの意見を聞きたい…。』
そんな理由で、銀行や証券会社などに相談に行くことは、強く反対します。
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
若い人で、突然銀行や、証券会社に行く人はほとんどいないでしょう。
しかし、年配の人を含め、直接窓口に相談をしに行く人も、かなりの数がいるのではないでしょうか??
はっきり言います!!
窓口の相談はやめて下さい。
ただのカモ扱いされます。
そこでこの記事では、銀行や証券会社のカモにされないために、基礎的な知識を紹介します。
Contents
年金2000万円不足問題『銀行や証券会社のカモにされないための知識』
まず大前提として、銀行や証券会社は手数料ビジネスです。
つまり、お客が得をしようが、損をしようが関係ありません。
もちろん、世間体もあるので、とんでもない金融商品を勧めてくることは、今となってはほとんどいないでしょう。
しかし、担当者が勧めてくる金融商品が、儲かる訳ではないのです。
銀行が勧める投資信託は儲かるのか?
株式投資を始め、投資をプロに任せたいと考える人も多いことでしょう。
そんな時、銀行から『投資信託』を勧められるはずです。
『投資信託』を簡単に説明すると、プロにお金を預けて、代わりに運用してもらう金融商品です。
『プロだから、利益を出してくれるはず』
信じたい気持ちは分かりますが、日本の投資信託は利益が出ずらいのです。
証券会社の担当者のお勧めは買うな!!
次に、今どき証券会社の窓口に行く人は、ほとんどいないことでしょう。
IPO投資などではない限り、手数料も高く、メリットがありません。
もしも、まだ証券会社の担当者がついていて、お勧めの銘柄を買っている人が近くにいるのならば、辞めさせてあげて下さい。
証券会社は、銀行よりも手数料ビジネスの意識が高いです。
自分の成績やノルマ、上司の指示など、お客の利益はほとんど考えていません。
まとめ
今回は、銀行や証券会社のカモにされないために、基礎的な知識を紹介しました。
銀行も証券会社も、手数料ビジネスで成り立っています。
ボランティアではありません。
つまり、お客に親身になって、金融商品を売りたいだけです。
ビジネスなので、当たり前ですね。
年金2,000万円不足問題をきっかけに、投資に興味を持ったり、始めることは非常に良いことです。
しかし、投資の世界はそんなに甘くはありません。
正しい知識と経験が必要です。
プロに任せたい気持ちも分かります。
しかし、自分の資産は自分で守り、増やすべきだと私は考えています。
是非、投資の勉強をして、資金運用をしていきましょう。