『移動平均線の使い方が知りたい…。』
『移動平均線と、ローソク足の関係が分からない…。』
株式投資をする上で、最も基本で、最も重要なものは何なのか知っていますか?
そうです!!
『移動平均線』です。
世の中には、沢山の『テクニカル分析』があります。
しかし、全ての『テクニカル分析』の基本は、『移動平均線』なのです。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活をしている、専業6年目の個人投資家です。』
『株を始めるのに、何から勉強したら良いのか分からない』
『一番勝てる株の必勝法は?』
世の中には、株の勉強方法や、手法が沢山存在しています。
あまりにも多過ぎて、何を勉強すればよいのか、初心者は悩みますよね。
特に、『キャピタルゲイン』をメインに考えている人は、どの方法が良いのか悩んでいる人も多いはずです。
そこで、結論を言います。
『移動平均線』を、とことん勉強しましょう。
株式投資の基本であり、最も重要なものが『移動平均線』です。
そして、基本なだけに軽視されている傾向があるのも、現実だと言えるでしょう。
そこでこの記事では、実際のチャート読みをするために、『複数の移動平均線』を使った、『移動平均線』の紹介をします。
Contents
株の移動平均線使い方|複数の移動平均線で相場のトレンドを読む方法
それでは、『移動平均線』の実際の使い方を説明します。
まずは、『5日移動平均線』を使って、
・買いシグナル
・売りシグナル
の2つを読んでいきましょう。
5日移動平均線の買いシグナル(くいっとチャート)
下落していた『5日線』の傾きが、徐々に緩やかになり、やがて水平になっていきます。
そして陽線が出て『5日線』が、くいっと上向きになった時、買いシグナルとなります。
・5日線が、くいっと上向き
・5日線から、株価が伸びて陽線が立っている
このようなチャートが理想的です。
ただし、実践で迷った場面、初心者は見送って下さい。
より分かりやすいチャートの銘柄を探す方が、より勝率を上げることができます。
5日移動平均線の売りシグナル(がっくりチャート)
上昇している『5日線』の傾きが、徐々に緩やかになり、やがて水平になっていきます。
そして陰線が出て『5日線』が、がくっと下向きになった時、売りシグナルとなります。
・5日線が、がくっと下向き
・5日線から株価が落ちて、陰線がぶら下がっている
このようなチャートが理想的です。
複数の移動平均線を使って、より深く相場を読む
ここまでは、『5日移動平均線』を中心に紹介しました。
しかし、『5日移動平均線』だけでは限界があります。
そのため、『他の移動平均線』も使って、より深くチャートを読むようにします。
5日移動平均線のみの場合
まずは、上昇トレンドの一般的な5日線です。
短期トレードであれば、売買ポイントは分かりやすいですね。
・買いシグナル ⇒ 買い
・売りシグナル ⇒ 売り
を交互に仕掛けることができます。
しかし、株の世界では『ダマシ』があります。
そのため、複数の移動平均線を使って、『ダマシ』を回避していくのです。
もちろん100%ではありませんが、可能性を上げることができます。
5日線に25日線を加える
それでは、『5日線』に『25日線』を加えて分析してみましょう。
ちなみに、売買のポイントは『5日線』で取りますが、『25日線』で正確性を上げるイメージです。
『5日線』に『25日線』を加えたことで、買いシグナルが分かりやすくなりました。
つまり、『5日線』と『25日線』が接近した所が、売買ポイントになる訳です。
このように、複数の『移動平均線』を使うことによって、より具体的に売買ポイントを探ることが出来るのです。
相場のトレンドを見て、効果的に移動平均線を使う
次に、相場のトレンドを見て、より効果的に『移動平均線』を使ってみましょう。
株価は、上昇と下落を繰り返して、チャートを作っていきます。
この波で、上手く利益を取っていくことが、『短期トレード』になります。
しかし、この波で利益を取っていくには、注意するポイントがあります。
それは、『トレンド(方向性)』を知っておくことです。
『トレンド』は大きく分けて、3つになります。
・上昇トレンド
・下落トレンド
・もみ合い相場
そして、『複数の移動平均線』を使う場合、長期線の方を見ます。
・長期線が上向き ⇒ 上昇トレンド
・長期線が下向き ⇒ 下落トレンド
・長期線が水平 ⇒ もみ合いトレンド
上昇トレンド
『25日線』が上向きなら、上昇トレンドと判断し、買いシグナルを狙います。
そのため、『5日線』と『25日線』が、同じ方向を向いた時に狙えば、負ける確率が少なくなるのです。
そして、『5日線』が急上昇し、『25日線』との乖離が大きくなれば、『空売り』で仕掛けることもできます。
下落トレンド
『25日線』が下向きなら、下落トレンドと判断し、売りシグナルを狙います。
そのため、『5日線』と『25日線』が同じ方向を向いた時に、空売りを仕掛ければ、負ける確率は少なくなるのです。
そして、『5日線』が急下落し、『25日線』との乖離が大きくなれば、買いで仕掛けることもできます。
しかし、注意も必要です。
一般的に株価が大きく下がると、根拠もないのに、買いを入れる人がいます。
勝手な自分の思い込みで、根拠のない買いを入れる人は、必ずと言っていいほど損をします。
よく『ナンピン買い』をするタイプの人ですね。
下落トレンド中は、更に下落する可能性が高いです。
そのため、トレンドの方向に素直に入る方が賢明です。
初心者は『逆張り』よりも、『順張り』がおすすめです。
もみ合い相場
『もみ合い相場』とは、方向性がなく、値動きが小さい相場のことを言います。
この状況は厄介で、買いシグナル・売りシグナルが、分かりずらくなります。
銘柄によって、
・買いで入れば、株価が下がる
・空売りを仕掛ければ、株価が上がる
なんてことがよくあるのが、この『もみ合い相場』です。
また、大きなトレンドの後には、『もみ合い相場』に入ることが多いです。
『もみ合い相場』に入ったら、一度買いも、空売りもやめて、ポジションを外すことをお勧めします。
『もみ合い相場』の後には、大きなトレンドが発生する事がありますので、それまで待つのが賢明です。
まとめ
今回は、実際のチャート読みをするために、『複数の移動平均線』を使った、『移動平均線』の紹介をしました。
『移動平均線』は、株式投資の基本中の基本です。
・移動平均線
・ローソク足
・出来高
・トレンドライン
以上の4つを使うことができれば、勝率を大きく上げることができます。
そして、『複数の移動平均線』を使うことで、売買ポイントや、トレンドを掴むことができるのです。
もしも、色々な『テクニカル分析』を使い過ぎて、何を使ったら良いのか分からなくなってしまった人は、もう一度『移動平均線』の基本に立ち返ってみて下さい。
更に、初心者であれば、『移動平均線』が最も基本で、最も重要なものなので、『移動平均線』の勉強を是非するようにしましょう。
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