『不動産株を買うか迷っています…。』
『不動産株の特徴ってありますか??』
株式投資において、業種ごとに特徴があることを知っていますか?
株式投資では、業種のことを『セクター』と言い、『セクター』ごとの特徴を知ることで勝率を上げることができます。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
株式投資をする上で、『セクター投資』は押さえておきたいですね。
なぜなら、長い期間利益を出している投資家は、自分自身の得意なセクター、苦手なセクターを理解しているからです。
更に、『セクター』ごとに株価が動く特徴があり、そこを知っているだけでも、勝率が大きく変わります。
そこでこの記事では、『不動産株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介します。
Contents
不動産株価の特徴『不動産の株価が上がるポイントは?セクター投資』
不動産株の特徴
『不動産株』は、景気や物価の影響を受けやすい特徴があります。
また、業界自体に関係のないような内容でも、株式市場全体の株価の影響も受けやすいセクターです。
そのため、日経平均株価と連動して動きやすい特徴もあります。
・景気や物価、株価が上がる ⇒ 不動産価値も上がる
・景気や物価、株価が下がる ⇒ 不動産価値も下がる
上記のような考え方を持っていて下さい。
ただし、株価の影響を受けて上下した場合は、業界自体の内容ではないため、反発も大きくなる傾向があります。
『不動産株』の目安として、REIT(リート)が指標となるため注目しておきましょう。
不動産株と世界情勢
『不動産株』は、日本の景気だけではなく、世界的な景気の状態に影響を受けます。
特に、世界的に景気の減速が予想されると、非常に弱くなる傾向があります。
リスクオフの流れになり、市場にお金が出回らなくなると、『不動産株』は非常に弱いのです。
また、大手不動産株は、海外投資家の資本比率が高い銘柄が多くあります。
そのため、世界情勢によって、大きく株価が変化するリスクがある訳です。
不動産株と銀行株の関係
『不動産株』は、銀行株とセットで考えられています。
そのため、銀行株の業績、株価の影響を受けやすく、同じような株価の上下をしやすい特徴があります。
銀行株が影響を受ける、中央銀行の金融政策の影響も受けます。
そして、不動産はローンで購入されることがほとんどのため、金利の影響も大きく受けます。
・金融緩和、金利が下がる ⇒ プラス材料
・金融緩和縮小、金利が上がる ⇒ マイナス材料
不動産株のプラス要因
不動産株が上がりやすい、プラス要因をまとめて紹介します。
・金融緩和
・金利が下がる
・景気が上向き(日本、世界)
・物価上昇 ⇒ 地価上昇
不動産株のマイナス要因
次に、不動産株が下がりやすい、マイナス要因をまとめて紹介します。
・金融引き締め
・金融危機
・金利が上がる
・景気後退(日本、世界)
・物価下落 ⇒ 地価下落
まとめ
今回は、『不動産株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介しました。
『不動産株』は、景気や物価に大きく影響を受けるセクターです。
また、銀行株と連動して動く特徴があり、金融政策の影響も大きく受けます。
日々のニュースや、社会情勢に連動しやすいため、動きが予測しやすいセクターと言えるでしょう。
『不動産株』を選ぶ場合は、企業や業界の業績だけではなく、色々な側面から考えて投資をする必要があります。