『化学株を買うか迷っています…。』
『化学株の特徴ってありますか??』
株式投資において、業種ごとに特徴があることを知っていますか?
株式投資では、業種のことを『セクター』と言い、『セクター』ごとの特徴を知ることで勝率を上げることができます。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
株式投資をする上で、『セクター投資』は押さえておきたいですね。
なぜなら、長い期間利益を出している投資家は、自分自身の得意なセクター、苦手なセクターを理解しているからです。
更に、『セクター』ごとに株価が動く特徴があり、そこを知っているだけでも、勝率が大きく変わります。
そこでこの記事では、『化学株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介します。
Contents
化学株価の特徴『化学株の株価が上がるポイントは?セクター投資』
化学株の特徴
『化学株』は、株価の動きが少なく、変動性の少ない特徴があります。
株価に影響のある材料がない限り、株価はあまり動きません。
値動きが少なく、ボラティリティが低くなることが多くなります。
そのため、デイトレードなどの短期取引には、あまり向いていないでしょう。
化学株と原油価格
『化学株』は、原材料に原油が使われることが多くなります。
そのため、原油価格に企業の業績が、影響を受けやすくなります。
・原油安 ⇒ プラス材料
・原油高 ⇒ マイナス材料
化学株と化学繊維の原材料
『化学株』は、企業によって取り扱っている化学繊維の原材料が異なります。
そのため、原材料の価格変動が、業績に影響を与えます。
・合成繊維 ⇒ 石油
・半合成繊維 ⇒ 植物繊維など
・再生繊維 ⇒ パルプなど
上記のように、取り扱っている化学繊維によって、原材料が異なります。
化学株を選ぶポイント
それでは最後に、『化学株』を選ぶ上でのポイントです。
まず、選んだ企業が、何を製造していて、何の分野に使われているのかを調べましょう。
調べた分野の株価が動いた時、連動して『化学株』の株価が動くためです。
次に、企業が製造しているものが、どれだけ収益性があるのかを調べましょう。
企業にもたらす収益が高ければ、使われている分野の株価が動いた時、大きく業績や株価に反映します。
『化学株』は、基本的に長い期間の投資対象と考えるのが良いでしょう。
大きく株価が動く材料がない限り、値動きが少ないセクターだからです。
まとめ
今回は、『化学株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介しました。
『化学株』は、株価の変動が少ないセクターです。
大きく株価が動く材料がない限り、株価は動きずらいのです。
また、原材料の価格変動が、企業の業績や株価に反映します。
そのため、原油価格を含めた、企業が取り扱っている商品の原材料の価格に注目しましょう。