つみたてNISAとiDeCoはどっちを選ぶのが得?『正しい方法教えます』

『つみたてNISAとiDeCoは、どっちが得ですか??』

『つみたてNISAとiDeCoは、併用できます??』

 

 

・つみたてNISA(少額投資非課税制度)

・iDeCo(個人型確定拠出年金)

この2つは、どちらも積立投資の制度です。

節税効果も高く、将来や老後のために注目されている制度と言えます。

 

 

『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』

『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』

 

 

・将来のために投資を始めたい

・節税がしたい

そんな時にお勧めするのが、『つみたてNISA』と『iDeCo』です。

 

 

ちなみにこの2つは、併用することもできます。

 

 

しかし、投資に回せる金額が大きくなってしまうため、どちらかに悩んでいる人も多いことでしょう。

そこでこの記事では、『つみたてNISA』と『iDeCo』の違いや、選び方を紹介します。

 

 

 

初心者からデイトレーダーまで好評の取引ツール

つみたてNISAとiDeCoはどっちを選ぶのが得?『正しい方法教えます』

『つみたてNISA』も『iDeCo』も、積立投資になります。

そして、積立投資は10年、20年といった長期に運用することで、利益を獲得していくことが前提です。

つまり、短期間や途中で辞めてしまうと、損をするケースが多くなってしまいます。

 

 

長期間投資するものを決めることは、やはり悩みますよね…。

そこでまずは、『つみたてNISA』と『iDeCo』の違いを理解してみましょう。

 

『まずは、2つの違いを知りましょう』

 

 

つみたてNISA

『つみたてNISA』は、運用益が非課税になる投資制度です。

そして、少額から始められる所に魅力を感じる人も多いのが特徴です。

 

 

非課税で投資できる金額が、年間40万円までで、最長20年間利用できます。

 

『少額投資で、投資のスタートに向いています』

 

 

 

iDeCo(イデコ)

『iDeCo』は、個人年金の一つである制度です。

運用益が非課税になりますが、原則60歳まで引き出せません。

 

 

そして、掛け金が全額所得控除することができる、節税効果が高い制度です。

 

『節税効果が高い、個人年金ですね』

 

 

 

つみたてNISAとiDeCoの投資対象の違い

『つみたてNISA』と『iDeCo』の簡単な違いを説明しました。

次に、投資の内容の違いを紹介します。

 

 

つみたてNISAの投資対象

『つみたてNISA』は、投資信託のみが投資対象となります。

厳密には、投資信託とETF(上場投資信託)です。

 

 

どちらも、金融庁の基準に定められた金融商品だけなので、リスクは少ないと言えます。

初心者が始めやすく、ローリスク・ローリターンな投資だと考えて下さい。

 

『個人的には、日本の投資信託はお勧めしませんが、金融庁が選んだものだけなので、リスクは抑えられます』

 

 

 

iDeCoの投資対象

『iDeCo』も、投資信託がメインとなりますが、元本保証の預貯金型もあります。

更に、国内外の株式や債券、REIT(不動産投資信託)など、種類が多いのも特徴です。

 

 

『iDeCo』は、ローリスクの安定運用から、高いリターンを狙う運用まで、選択肢の幅が広いのです。

 

『自分に合ったリスクを考えられるのは、非常に良いですね』

 

 

 

 

つみたてNISAとiDeCoの選び方

それでは、『つみたてNISA』か『iDeCo』で悩んでいる人に、一つの選ぶ基準を提案します。

前提として、積立投資は長期間投資になるので、期間を10年以上と設定します。

 

 

更に、60歳を基準として考えると、検討しやすくなります。

・60歳まで使わない資金

・60歳よりも前に使いたい資金

 

 

60歳まで使わない資金

老後資金として、積立投資を考えている人は『iDeCo』を選びましょう。

『iDeCo』は、掛け金全額が所得控除の対象となります。

 

 

そのため、積立をしている際中も、節税ができるメリットがあります。

原則60歳まで引き出せませんが、老後資金のためであれば、メリットが大きいのです。

 

『老後資金であれば、断然iDeCoです』

 

 

 

60歳よりも前に使いたい資金

老後の資金ではなく、将来の蓄えとして投資を考えている人は、『つみたてNISA』を選びましょう。

理由は単純で、60歳よりも前に引き出せるからです。

 

 

例えば、

・住宅購入費

・子供の教育資金

など、10年先を見越した資産運用が目的であれば、『つみたてNISA』をお勧めします。

 

『60歳よりも前に使いたいお金であれば、つみたてNISAです』

 

 

つみたてNISAとiDeCoの併用が理想

金銭的な余裕がある人は、『つみたてNISA』と『iDeCo』の併用が理想的です。

更には、『つみたてNISA』と『iDeCo』を限度枠いっぱいに積み立てられればベストと言えます。

しかし、なかなか難しいのも現実です。

 

 

そこで、目的を明確にして下さい。

 

 

あなたが資産運用を考えているのは、将来の不安からなはずです。

そして、その将来の不安は、老後なのか、それよりも前なのかを明確にしてみて下さい。

それによって、資産を分配する比率を変えるのです。

 

 

もしも、老後のための意味が強いのであれば、『iDeCo』に資金を多めに回しましょう。

もしくは、近い将来のためであれば、『つみたてNISA』の割合を増やすのです。

 

 

60歳まで使わない資金であれば、節税効果も高いため『iDeCo』が断然お得です。

しかし、途中で引き出せないデメリットがあるので、目的に応じた資金分配が考えてみて下さい。

 

『老後か将来かで、資金を分けてみましょう』

 

 

まとめ

今回は、『つみたてNISA』と『iDeCo』の違いや、選び方を紹介しました。

・60歳まで使わない資金   ⇒ iDeCo

・60歳より先に使いたい資金 ⇒ つみたてNISA

上記の判断が、最も分かりやすいと思います。

 

 

節税効果で考えれば、断然『iDeCo』ですが、原則60歳まで引き出せないデメリットがあります。

お金を引き出したい時期を、明確にすることで悩まずに判断できるはずです。

 

 

最後に、選択肢はいくつかありますが、『つみたてNISA』も『iDeCo』も投資です。

つまり、お金が減る可能性も十分にあります。

『iDeCo』の場合、元本保証もありますが…。

 

 

あくまでも投資であることを理解して、上手に使いたい制度です。

 

 

 

 

おすすめの記事