三角保ち合いチャートパターン|三角・ペナント・ウェッジの違い解説

『株チャートに、パターンはありますか?』

『相場の転換期が分かる方法ありますか?』

 

 

株価チャートを見ていても、今後の展開が予測できない時ありますよね。

そんな時のために、是非覚えておきたいのが、『チャートパターン分析』です。

 

 

この『チャートパターン分析』は、世界的に知られていて、世界中の投資家が実践しているため、必ず覚えた方が良い内容です。

 

 

『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』

『株の収益だけで生活をしている、専業6年目の個人投資家です。』

 

 

チャートパターン』の中に、『保ち合い』という状態があります。

 

 

この『保ち合い』の状態は、相場の転換期になり、予測が難しいと言えます。

しかし、相場の転換期を上手に予測して、大きな利益を生みだしている投資家が沢山います。

 

 

難しいけれど、大きな利益に期待できるのが『保ち合い』です。

 

 

そこでこの記事では、チャートパターンに表れる『保ち合い』の意味と、パターン、ポイントを紹介します。

 

 

 

 

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三角保ち合いチャートパターン|三角・ペナント・ウェッジの違い解説

それでは、『三角保ち合い』に代表される、『保ち合い』の意味と、パターンを説明します。

 

 

保ち合い』とは、上昇や下落に限らず、株価が一方方向に動いている期間に、一定の幅でもみ合っている状態をいいます。

 

 

なぜ保ち合い状態になるのか

例えば、

【上昇トレンド】

・売って利確をする ⇔ 押し目買いをする

 

 

【下落トレンド】

・空売りを買い戻す ⇔ 空売りを入れる

 

 

このような状態が続くと、株価が上にも下にもいかない、『保ち合い』になるのです。

『保ち合い』が続くと、最終的にサポートラインと、レジスタンスラインが1点に収束していきます。

 

 

そして、収束する付近から、上か下に株価が動き出します。

この時、株価は激しく変動しやすく、トレンドも続きやすくなる傾向にあります。

 

『保ち合いを抜けると、強いトレンドになりやすいのです』

 

 

 

 

代表的な保ち合いのチャートパターン

次に、代表的な『保ち合い』のパターンを紹介します。

保ち合い』のパターンは、大きく分けて3パターンとなります。

 

代表的な保ち合い3パターン

・三角型

・ペナント型

・ウェッジ型

 

 

三角型(上昇)

 

三角型(上昇)

上昇三角型

 

・レジスタンスラインが水平

・サポートラインが上昇

 

そして、2線が収束した型になります。

 

 

三角型(下落)

 

三角型(下落)

下落三角型

 

・レジスタンスラインが下落

・サポートラインが水平

 

そして、2線が収束した型になります。

 

 

ペナント型(上昇)

 

ペナント型(上昇)

上昇ペナント型

 

・レジスタンスラインが下落

・サポートラインが上昇

 

そして、2線が収束した型になります。

 

 

ペナント型(下落)

 

ペナント型(下落)

下落ペナント型

 

・レジスタンスラインが下落

・サポートラインが上昇

 

そして、2線が収束した型になります。

 

 

ウェッジ型(上昇)

 

ウェッジ型(上昇)

上昇ウェッジ型

 

・レジスタンスラインが下落

・サポートラインが下落

 

両方のラインとも下落して、2線が収束した型になります。

 

 

ウェッジ型(下落)

 

ウェッジ型(下落)

下落ウェッジ型

 

・レジスタンスラインが上昇

・サポートラインが上昇

 

両方のラインとも上昇して、2線が収束した型になります。

 

 

保ち合い状態での注意点

ここまでは、『チャートパターン』の『保ち合い』の代表的な3種類を紹介しました。

次に、『保ち合い』状態での注意点を説明します。

 

 

保ち合い』状態は、どちらに株価が動くか、非常に分かりずらいのが特徴です。

 

 

基本的には、そこまでのトレンドを継続することが多く

・株価が下から上がってきた  ⇒ 上抜けしやすい

・株価が上から下に落ちてきた ⇒ 下抜けしやすい

と、言われてはいます。

 

 

しかし、株価が逆に動くことも多いので、ダマシの場面も増えます。

今後の展開が予測しずらい場面では、少し様子を見てから売買することをお勧めします。

 

『トレンドの方向が見えてからでも、十分な利益は狙えます』

 

 

まとめ

今回は、チャートパターンに表れる『保ち合い』の意味と、パターン、ポイントを紹介しました。

 

 

保ち合い』はブレイクした後、急激な変動をし、一定期間トレンドが続きやすい特徴があります。

そのため、最後の注意点でも説明したように、分かりずらい展開の場合は様子見も必要です。

 

 

予想と逆に動いた場合、損失も膨らみやすいですからね。

早めのロスカットを意識しながら、予測しやすい展開がきたら、『保ち合い』から大きな利益を狙ってみて下さい。

 

 

 

 

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