
『株ってギャンブルですか??』
『株式投資は、90%が負けると聞きました…。』
将来の不安から、株式投資に興味を持っていませんか?
株式投資に、興味を持つきっかけは、さまざまだと思います。
しかし、株はギャンブルだから、お金が減るイメージを持っている人が多いようです。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活をしている、専業5年目の個人投資家です。』
世の中では、『投資』と『投機』の違いが、よく話題になります。
株は、『投資』です。
しかし、ギャンブルと思われていることも事実です。
そこでこの記事では、『投資』と『投機』の違いや、株式投資はギャンブルなのかを解説していきます。
Contents


株をギャンブルにしないため『投資と投機の違い』基本ゼロサムゲーム
株式投資が、ギャンブルなのかを考えるために、『投資』とは何なのかを説明します。
『投資』とは、将来的に成長しそうな会社の株を選んで、長期間保有し、会社の価値の上昇に掛けることを意味します。
世間一般的には、『プラスサムゲーム』と言われています。
簡単に言うと、みんながプラスになる可能性があるということになります。
ちょっと簡単にし過ぎました…。
一人の利益が、他の人の利益に影響しずらいと考えるのが妥当です。
例えば、自分が好きな企業があり、その企業へ株式投資をします。
長期間株を保有することで、『配当』や『株主優待』など、投資した金額よりもプラスになることです。
以前紹介した、『インカムゲイン』は投資になりますね。
投機とは?
『投機』とは、機会に掛ける事です。
価格変動した時に、短期間で売買することを繰り返し、差額利益を稼ぐことを意味します。
世間一般的には、『ゼロサムゲーム』と言われています。
簡単に言うと、誰かが得をすると、誰かが損をするという事です。
例えば、4人で100円ずつ出し合い、じゃんけんをします。
負けた人は、勝った人に自分の持ち金を渡します。
最終的に勝った人は、300円得していることになり、残りの3人はそれぞれ100円損していることになります。
300円-(100円×3人)=0なので、『プラスマイナスゼロ』ということになります。
以前紹介した『キャピタルゲイン』は、投機になりますね。

ギャンブルとは?
『ギャンブル』は、パチンコや競馬、宝くじなど、必ず胴元(運営側)がおり、基本的に胴元に利益が出ます。
世間一般的には、『マイナスサムゲーム』と言われています。
簡単に言うと、みんなが損をします。
なぜなら、胴元が利益を取った差額を、掛けた人達で分け合うからです。
例えば、宝くじの場合。
販売元は全国都道府県などになり、還元率は約47%です。
100万円分宝くじを買ったとすると、当選者はその47%、つまり47万円が当選金となります。
53万円は、販売元の利益となるので、購入者はマイナスとなります。
株はギャンブルなのか?
世間的には、投資>投機>ギャンブル、という感じになっていますね。
イメージだけで見ると、
投資>>>投機>>>>>>>>>>ギャンブル
になるかと思います。
しかし、私の見解では全部一緒です。
『えぇぇ~!?じゃあ、株ってギャンブルじゃん!!!』
となりますよね。
ただ、これは私の感情的な部分ですが、
『ギャンブルは無駄だ!!』
『投機を、投資に変えていけない奴はバカだ!!』
などと言って、誘導している人が、嫌いなだけです。
自分のお金を増やそうとする以上、損をする事もあります。
この事実だけを見れば、私としては一緒だと言っているだけです。
ただ、リスクの部分を考えれば、ギャンブルは趣味なだけであって、資産運用ではないとは言い切れます。
まとめ
今回は、『投資』と『投機』の違いや、株式投資がギャンブルなのかを説明しました。
・プラスサムゲーム
・ゼロサムゲーム
・マイナスサムゲーム
以上の3つを元に、自分が選択した内容が、何に該当したのかを考えてみて下さい。
資産運用を考える上で、一番大切な事は、どれだけリスクを減らして、リターンを増やすかという事です。
いくら株式投資を選んだとしても、何となくや、直感で売買の判断していれば、それはただのギャンブルです。
資産運用として株を選ぶのであれば、根拠や理由を付けられる様になり、利益を出さなくてはいけません。
つまり、勉強や経験次第で、株はギャンブルではなくなるのです。
株式投資が、『投資』になるか、『投機』になるかは、あなた次第になるのです。
これを機に、株式投資をギャンブルにしないように、考えてみて下さい。