『化学株、製薬株の特徴が知りたい…。』
株式投資にも、ジャンル分けがあることを知っていますか??
人は必ず、得意なジャンル、苦手なジャンルがあるはずです。
実は、株にもジャンル分けがあります。
株のジャンルを『セクター』と言います。
株式投資で、利益を出したいと考えているのなら、得意なセクターを探すべきです。
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
株で自分のルール作りをすることは、とても大切です。
さらに、自分が得意なセクターを作ることで、株の勝率を上げることができます。
また、利益を出し続けている専業投資家は、それぞれ得意なセクターを持っています。
そこでこの記事では、得意なセクターを探すヒントとして、『化学株』と『製薬株』の特徴を紹介します。
Contents
株銘柄のジャンル分け・セクター投資『化学株、製薬株の特徴を説明』
それでは、セクター投資として、『化学株』と『製薬株』の説明をします。
化学株の特徴
『化学株』は、株価の動きが少なく、変動性の少ない特徴があります。
何か株価に影響のある材料がない限り、それほど株価が動きません。
原材料に原油が使われることが多いことから、原油価格に業績が影響を受けます。
・原油安 ⇒ プラス材料
・原油高 ⇒ マイナス材料
『化学株』セクターを選ぶのであれば、
・企業が製造しているものが、どの分野の何に使われているか
・製造しているものが、企業にどれぐらいの収益をもたらすのか
などに注目してみるのが良いでしょう。
製薬株の特徴
『製薬株』は、自己資金比率が高く、配当が高い企業が多いため、配当目当ての投資が多い特徴があります。
そのため、配当権利確定日前後が株価の変動が起きやすくなります。
『製薬株』は、海外での売上比率が高いため、日本の景気には左右されずらい特徴があります。
そのため、日経市場に株価が影響されずらいのです。
『製薬株』は、新薬発表があると大きく株価が上昇します。
チャートパターンで言うと、仕手株のような急激な上昇を見せることも度々あります。
また、企業が製造している薬品に薬害など、マイナスのニュースがあった場合、株価が下落します。
『製薬株』をセクターに選ぶ場合、
・通常は配当権利確定日前後での株価の動き
・薬品のニュースがあった場合の急激な株価の動き
に注意をして下さい。
私個人としては、『試薬株』は苦手です…。
なぜなら、値動きの予想がしずらく、動き出した時の値動きも激しいため、何度か痛い目にあっているので、苦手意識があります…。
しかし、新薬発表前に仕込むことができれば、大きな利益を期待できるセクターです。
まとめ
今回は、得意なセクターを探すヒントとして、『化学株』と『製薬株』の特徴を紹介しました。
自分が得意なセクター、苦手なセクターを理解すると、自分の投資ルールも作りやすくなります。
沢山のセクターがありますが、各セクターの特徴を考慮して、自分の投資ルール作りに役立ててみて下さい。