株初心者のテクニカル分析『相場の買われ過ぎが分かるRCIの使い方』

『株を買ったら、買った途端に株価が下がった…。』

『株を売ったら、株価が上がった…。』

 

株価が、自分の取引と反対に動いた、なんて経験はありませんか??

株の売買タイミングは、本当に難しいものです。

 

 

はっきり言って、100%売買タイミングが分かる人は、この世にいません。

 

 

しかし、短期的な株価を予想する方法はあります。

 

『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』

『株の収益だけで生活をしている、専業5年目の個人投資家です。』

 

『株を買ったら下がるし、売ったら上がる…。』

株式投資において、よくあることです。

 

 

それだけ、売買タイミングは難しいのです。

 

 

そのため、世の中には沢山の『テクニカル分析』がある訳です。

そこでこの記事では、『テクニカル分析』の中から『RCI』を紹介していきます。

 

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株初心者のテクニカル分析『相場の買われ過ぎが分かるRCIの使い方』

RCI』とは、現在の株価の過熱度を調べる『テクニカル分析』です。

『RCI』は現在の株価が

・『どれだけ上昇しているか』

・『どれだけ下落しているか』

ということから、『買われ過ぎ』、『売られ過ぎ』を知るための指標です。

 

 

つまり、相場が反転するタイミングを計れるのです。

 

RCIの見方

『RCI』は、-100~100%で表示されます。

この数値の見方としては、

・株価が上昇し続けると100%に近付く

・株価が下落し続けると-100%に近付く

以上のように、理解をして下さい。

 

 

分かりやすくするために、買いポジションで例をあげます。

・株価が上昇し続ける

・RCIが100%に近付く

・買われ過ぎとされる

・相場が反転する可能性があるため、そろそろ売り時

 

RCIの特徴

『RCI』は、『上昇した日数』、『下落した日数』により計算されています。

そのため、設定した期間によって、大きく変化しますが、特徴をあげておきます。

 

 

・上昇の日数が多くなると『買われ過ぎ

・下落の日数が多くなると『売られ過ぎ

 

 

基本的に、『RCI』80%以上で『買われ過ぎ』、-80%以下で『売られ過ぎ』と判断されています。

つまり、『買われ過ぎ』、『売られ過ぎ』のポイントで、株価が反転しやすいと言えます。

 

RCIの使い方

それでは、実際のトレードに使うポイントを説明していきます。

 

 

私は、『RCI』を逆張り向きな『テクニカル分析』だと考えています。

そのため、逆張りの使い方として紹介します。

あくまでも基本的な使い方なので、参考として下さいね。

 

 

 

逆張りのRCI利用

簡単なポイントは、2つになります。

・上昇トレンドから反転 ⇒ 『空売り』

・下落トレンドから反転 ⇒ 『買い』

 

 

逆張りは、『トレンドライン』と逆の取引をします。

そのため、株価が動いた時、一気に上昇、下落することが多く、資金効率の高い投資スタイルだと考えています。

 

 

しかし、短中期的なスタイルのため、長い期間株を保有してはいけません。

保有期間を間違うと、利益がなくなり、損切をせざる得ない状況になってしまいます。

 

 

・まず、±80%以上を見つけます。

・必ず『移動平均線』と『ローソク足』で、反転を確認してエントリーをします。

・『RCI』が反転し、上昇、下落が止まったら、決済して利益確定します。

 

 

先程も書いたように、『逆張り』は保有期間が長くなると、損をする可能性が高くなります。

そのため、『RCI』の流れが止まった段階で、利益確定することが大切です。

 

RCIの注意点

『RCI』は、値幅が考慮されていません。

あくまでも、『期間』と『株価』で数値化されています。

そのため、値動きが『大きい日』も『小さい日』も、同じ1日として計算されています。

 

 

例えば、株価が急落した場合、株価が元に戻っていなくても、『買われ過ぎ』の80%以上になってしまうことがあります。

そのため、『RCI』だけで判断することは注意が必要です。

 

まとめ

今回は、相場の過熱度をはかる『RCI』について、説明してきました。

『買われ過ぎ』

『売られ過ぎ』

を簡単に分かる指標のため、使いやすい『テクニカル分析』です。

 

 

しかし、期間の設定で、大幅に数値が変化してしまいます。

期間設定には、十分気を付けて下さいね。

 

 

そして、数値が±80%以上だからといって、必ず反転する訳ではありません。

 

 

・移動平均線

・ローソク足

・出来高

・トレンドライン

以上の4つをメインとして、補足に『RCI』を使うようにして下さい。

 

 

使い方としては、同じ『オシレーター系』で、過熱度をはかる『ボリンジャーバンド』と併用がおすすめです。

 

 

 

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