
『株価の下げ止まりって、目安ありますか?』
『半値八掛け二割引とは、何ですか??』
株式投資の用語で、『半値八掛け二割引』という言葉を知っていますか??
この『半値八掛け二割引』は、投資家の常識となっています。
実は、相場の下げ止まりの、目安とされているのです。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活をしている、専業5年目の個人投資家です。』
株価が下がり出した後、どこまで下がるのか、目安が欲しいですよね。
それが『半値八掛け二割引』です。
下げ止まりの目安となる指標なので、覚えておいて損はありません。
そこでこの記事では、相場の下げ止まりの指標である、『半値八掛け二割引』を紹介します。
Contents


株の半値八掛け二割引とは『株価の下げ止まりを予想する計算方法』
それでは、『半値八掛け二割引』の説明をしていきます。
『半値八掛け二割引』とは、相場の下げ止まりを、知るための計算方法です。
では、その計算方法を説明します。
・天井をつけて株価が下落トレンド
⇓
・天井の株価に半値掛け(×0.5)
⇓
・半値の価格に八掛け(×0.8)
⇓
・さらに、その価格の2割引きを計算(×0.8)
と計算するのが、『半値八掛け二割引』の計算方法です。
単純にすると、
高値 × 32%で計算することができます。
例を挙げると、
・天井の株価1,000円
⇓
・下げ止まりの株価320円
となる訳です。
32%という目安なので、『押し目買い』とされる事も多くあります。
しかし個人的には、選ぶ銘柄の違いから、別物として捉えています。
最近の相場はもっと下がって5割引き
最近の相場では、『半値八掛け二割引』で、下げ止まらない場合が多々あります。
そこで、『半値八掛け五割引』という考え方が出てきました。
単純計算で、高値の20%という計算ですね。
例をあげると、
・天井の株価1,000円
⇓
・下げ止まりの株価200円
かなり低い価格が、下げ止まりの目安ですね…。
これなら、高値掴みをした投資家が、一気に資産をなくして、『損切り』したという話も、納得してしまいます。
実践の『半値八掛け二割引』使い方
それでは、実際のトレードで、どのように『半値八掛け二割引』を使うのか説明します。
ここからは、私の経験から個人的な意見で説明します。
『半値八掛け二割引』が使えるチャートになる銘柄は、仕手株やテーマ株などの『急騰銘柄』です。
短期筋が入っている、私が初心者におすすめしない銘柄ですね…。
普段は、あまり取引のない小型株が、急激な出来高を伴って、株価も急騰します。
仕手株は、個人や団体などが、意図的に相場をつくる銘柄です。
そのため、その仕手ごとの利益目標や、イナゴの付き方などで、意図的に下落します。
イナゴが多い銘柄なので、一気に下落します。
そして、仕手が空売りの買い戻しや、残っている株の手仕舞いをするために、一時的にリバウンドします。
そのリバウンドに乗じて、利益を狙う短期投資家と、最後のチャンスで損切する投資家などを含めて、また出来高を伴って株価が上がる訳です。
この時に、天井の株価に『半値八掛け二割引』や、『半値八掛け五割引』をします。
そして、下げ止まりを予想して買いを入れ、リバウンドの利益を狙う訳です。
先程も触れましたが、大型株と小型株の違いや、普段の流動性の部分などを含めて、『押し目買い』とは別物としています。

まとめ
今回は、相場の下げ止まりの目安である、『半値八掛け二割引』について説明してみました。
色々な方の意見があると思いますが、私の考え方を説明しましたので、良かったら参考にしてみて下さい。
私は、仕手株のリバウンド狙いの短期トレードや、短期スイングに使っています。
しかし、年々仕手のやり方も変化していますので、下落幅も変わってきています。
『半値八掛け二割引』、『半値八掛け五割引』と決めつけで売買しないように、色々な指標も使ってポジションを考えてみて下さい。