『電鉄株を買うか迷っています…。』
『電鉄株の特徴ってありますか??』
株式投資において、業種ごとに特徴があることを知っていますか?
株式投資では、業種のことを『セクター』と言い、『セクター』ごとの特徴を知ることで勝率を上げることができます。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
株式投資をする上で、『セクター投資』は押さえておきたいですね。
なぜなら、長い期間利益を出している投資家は、自分自身の得意なセクター、苦手なセクターを理解しているからです。
更に、『セクター』ごとに株価が動く特徴があり、そこを知っているだけでも、勝率が大きく変わります。
そこでこの記事では、『電鉄株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介します。
Contents
電鉄株価の特徴『電鉄会社の株価が上がるポイントは?セクター投資』
電鉄株の特徴
『電鉄株』は、電気鉄道会社の株式の略となっています。
電気鉄道とは、電気を動力として用いる鉄道のことです。
特に、都市部や山岳地帯の鉄道、高速鉄道で多く採用されています。
電鉄株と配当狙い
『電鉄株』は、配当利回りが高い銘柄が多いセクターです。
そのため、配当狙いの買いが入りやすい特徴があります。
配当狙いの投資家が多い銘柄は、配当権利確定日の1ヶ月前後に、株価が動きやすくなります。
特に、3月決算の権利確定日には、株価が上がりやすい傾向にあります。
電鉄株と為替・景気の関係
『電鉄株』は、為替や景気に左右されずらい、安定性が高い特徴があります。
景気の変動にも強いため、ディフェンシブ株(内需関連株)と捉えられています。
しかし、景気の変動に強いというだけで、景気が悪化する状況では、業績が悪化しやすくなります。
・長距離輸送の落ち込み
・乗車券の売上の落ち込み
以上などの理由で、収益が悪化する恐れは十分に考えられる訳です。
電鉄株とインバウンド
『電鉄株』は、鉄道使用料などの収益のほかに、沿線に隣接されたホテルなど、宿泊施設での収益もあります。
そのため、国内景気の上昇によって観光客が増える局面や、訪日外国人が増える局面で、株式が買われやすくなります。
極端な株価の動きは少ないですが、インバウンド銘柄の一面も持っています。
そして、利用客数の増加が見込まれる局面では、株価の上昇につながりやすいと言えます。
しかし、ディフェンシブ株ということもあり、株価のボラティリティは低くなる傾向にあります。
『ボラティリティ』とは、価格変動の度合いを示す言葉です。
・ボラティリティが大きい(高い) ⇒ 価格変動が大きい
・ボラティリティが小さい(低い) ⇒ 価格変動が小さい
ちなみに、株の掲示板や、投資家同士の会話では、『ボラ』と省略されて使われています。
まとめ
今回は、『電鉄株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介しました。
『電鉄株』は、為替や景気の影響を受けずらい、ディフェンシブ株と言われています。
そして、他のディフェンシブ株と同じように、『電鉄株』も配当が魅力的な企業が多く、配当狙いの投資が多いセクターです。
また、インバウンド銘柄としての一面もあります。
ただし、ディフェンシブ株ということで、ボラティリティが低くなる傾向があるのです。