『鉱山株を買うか迷っています…。』
『鉱山株の特徴ってありますか??』
株式投資において、業種ごとに特徴があることを知っていますか?
株式投資では、業種のことを『セクター』と言い、『セクター』ごとの特徴を知ることで勝率を上げることができます。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
株式投資をする上で、『セクター投資』は押さえておきたいですね。
なぜなら、長い期間利益を出している投資家は、自分自身の得意なセクター、苦手なセクターを理解しているからです。
更に、『セクター』ごとに株価が動く特徴があり、そこを知っているだけでも、勝率が大きく変わります。
そこでこの記事では、『鉱山株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介します。
Contents
鉱山株価の特徴『鉱山/金鉱株の株価が上がるポイントは?セクター』
鉱山株の特徴
『鉱山株』は、鉱山資源を採掘している企業の株式をいいます。
そして『鉱山株』の企業は、鉱山に対して資源権益を持っています。
資源権益を持つ企業には、大きく分けて2種類あり、
・世界的な鉱山会社
・資源国の鉱山会社
上記のように理解して下さい。
・銀
・銅
・錫(すず)
・鉄鉱石
・ニッケル
・マンガン
・石炭
・ウラン
~など
鉱山株と金鉱株
『鉱山株』の中でも、株価が大きく動きやすいのが、金鉱株と言えるでしょう。
金鉱株とは、金の採掘・精錬などを行う企業の株式です。
そして金鉱株は、金価格を反映して、金価格よりも株価が大きく変動する特徴があります。
金鉱株の価値は、所有する金鉱山の
・埋蔵量
・産金コスト
・金価格
などで決まってきます。
日本の場合、日本最大の金鉱山で採掘を行っている『住友金属鉱山』が有名です。
鉱山株と金の価格変動
『鉱山株』は、金の価格変動に、株価が左右されやすい特徴もあります。
・金の価格上昇 ⇒ プラス材料
・金の価格下落 ⇒ マイナス材料
鉱山株と資源価格
『鉱山株』は、採掘している資源の価格変動により、業績が変動します。
そのため、選んだ企業の採掘している資源価格を注視して下さい。
また、資源の価格は、資源国の経済状態や、政治の内容などによって変動しやすくなっています。
資源国の状況も、注目しておきましょう。
鉱山株と中国の関係
『鉱山株』では、世界最大の産金国である、中国の動向に注目しましょう。
なぜなら、先程説明したように、『鉱山株』は金の価格変動に影響を受けやすいからです。
そして、資源価格は資源国の経済状態などにより、価格が変動しやすくなっています。
そのため、世界最大の産金国である中国の景気や、経済状態が悪化すると、『鉱山株』は売られやすくなり、株価が下落しやすくなる訳です。
まとめ
今回は、『鉱山株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介しました。
『鉱山株』を選ぶ場合は、まず企業が資源権益を持っている資源を調べましょう。
そして、資源国の経済状況などを注視して下さい。
基本的には、急激な変動が少ないセクターと言えますが、特に金は例外です。
リスクオフなどの局面で価格が上がりやすい金ですが、実際の金価格よりも、金鉱株は株価の変動が大きくなりやすいのです。
また、他の資源の『鉱山株』でも、金の価格には影響を受けやすくなっています。
そのため、金価格・資源価格に注目しながら、売買タイミングを計って下さい。