『証券株、不動産株の特徴を知りたい…。』
株式投資にも、ジャンル分けがあることを知っていますか??
人は必ず、得意なジャンル、苦手なジャンルがあるはずです。
実は、株にもジャンル分けがあります。
株のジャンルを『セクター』と言います。
株式投資で、利益を出したいと考えているのなら、得意なセクターを探すべきです。
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
株で自分のルール作りをすることは、とても大切です。
さらに、自分が得意なセクターを作ることで、株の勝率を上げることができます。
また、利益を出し続けている専業投資家は、それぞれ得意なセクターを持っています。
そこでこの記事では、得意なセクターを探すヒントとして、『証券株』と『不動産株』の特徴を紹介します。
Contents
株銘柄のジャンル分け・セクター投資『証券株、不動産株の特徴』
それでは、セクター投資として、『証券株』と『不動産株』の説明をします。
証券株の特徴
『証券株』は、銀行株と同じように、中央銀行の金融政策の影響を大きく受ける特徴があります。
・金融緩和 ⇒ 株価上昇
・金融引き締め、金融危機 ⇒ 株価下落
また、株式市場の影響も大きく受けます。
・日経平均、市場全体の上昇 ⇒ 株を買う人が増える ⇒ 業績アップ
・日経平均、市場全体の下落 ⇒ 株を買う人が減る ⇒ 業績ダウン
基本的には手数料ビジネスのため、このような業績の変動が、そのまま株価に影響を与えやすいのです。
『証券株』をセクターに選ぶ場合は、企業の業績よりも市場の動きを見て、判断するのが良いと思います。
私個人としては、中長期向けではなく、短中期向けの投資スタンスが合うと考えています。
不動産株の特徴
『不動産株』は、景気や物価の影響を受けやすい特徴があります。
また、業界自体に関係のないような内容でも、株式市場全体の株価の影響も受けやすいセクターです。
・景気や物価、株価が上がる ⇒ 不動産価値も上がる
・景気や物価、株価が下がる ⇒ 不動産価値も下がる
上記のような考え方を持っていて下さい。
ただし、株価の影響を受けて上下した場合は、業界自体の内容ではないため、反発も大きくなる傾向があります。
そして『不動産株』は、銀行株とセットで考えられています。
そのため、銀行株の業績、株価の影響を受けやすく、同じような株価の上下をしやすい特徴があります。
もちろん、銀行株が影響を受ける、中央銀行の金融政策の影響も受けます。
そして、不動産はローンで購入されることがほとんどのため、金利の影響も大きく受けます。
【メリット】
・金融緩和
・金利が下がる
【デメリット】
・金融引き締め
・金融危機
・金利が上がる
『不動産株』をセクターに選ぶ場合は、企業や業界の業績だけではなく、色々な側面から考えて投資をする必要があります。
まとめ
今回は、得意なセクターを探すヒントとして、『証券株』と『不動産株』の特徴を紹介しました。
自分が得意なセクター、苦手なセクターを理解すると、自分の投資ルールも作りやすくなります。
沢山のセクターがありますが、各セクターの特徴を考慮して、自分の投資ルール作りに役立ててみて下さい。