『農業株を買うか迷っています…。』
『農業株の特徴ってありますか??』
株式投資において、業種ごとに特徴があることを知っていますか?
株式投資では、業種のことを『セクター』と言い、『セクター』ごとの特徴を知ることで勝率を上げることができます。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
株式投資をする上で、『セクター投資』は押さえておきたいですね。
なぜなら、長い期間利益を出している投資家は、自分自身の得意なセクター、苦手なセクターを理解しているからです。
更に、『セクター』ごとに株価が動く特徴があり、そこを知っているだけでも、勝率が大きく変わります。
そこでこの記事では、『農業株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介します。
Contents
農業株価の特徴『農業業界の株価が上がるポイントは?セクター投資』
農業株の特徴
『農業株』は、投資家の注目を集めずらいセクターです。
しかし、TPP(環太平洋経済連携協定)の影響もあり、経済戦略銘柄として、最近注目を集め出してきました。
なお、『農業株』に関連する内容は、以下の通りです。
・農機メーカー(トラクターなど)
・農薬メーカー
・種苗メーカー
・飼料メーカー
・農場経営企業
・関連する商社
農業株と成長戦略
『農業株』は、成長戦略が打たれています。
・輸出の増加
・6次産業
・農地集約の促進
まずは、輸出の増加。
『農業株』は、日本国内の生産・消費だけではなく、世界に輸出する成長戦略が打たれています。
農作物はもちろん、食品・加工品を含め、海外への輸出を促進しています。
次に、6次産業。
従来の生産のみを行うだけではありません。
生産者が、加工から販売まで一貫して行う『6次産業』化が進んできています。
最後に、農地集約の促進。
食料自給率を上げるため、農地集約が促進されています。
結果、農家の所得を、10年間で倍増する成長戦略が打たれています。
農業株と人口の増加・減少
『農業株』は、人口に影響されやすい特徴があります。
人口の増加は、食糧不足問題に直結してきます。
そのため、『農業株』にとって人口の増加は、プラス材料と言えます。
しかし、現在の日本では、人口減少が問題視されています。
つまり、国内のみに重点を置いている企業は、成長性が低いと考えられる訳です。
逆に、世界に焦点を当てている企業は、成長の可能性があると考えられます。
農業株とIT化、スマート農業
『農業株』は、急速なIT化の流れにあります。
少子高齢化の影響で、農業従事者の減少と、高齢化が進んでいる日本の農業。
そんな日本の農業を救うかもしれないのが、農業ICT化によるスマート農業です。
『スマート農業』とは、IT技術やAI、IOTなどを活用し、生産性を高める次世代農業のことです。
農業ICTや、アグテックとも呼ばれます。
農林水産省は、スマート農業を積極推進しているため、注目度が増しています。
そのため、農業ICTや、スマート農業に関連する銘柄は、大きな期待があり、動向に注目が集まっています。
農業株は世界では人気
『農業株』は、日本では関心の低いセクターです。
しかし、世界に目を向けると、世界的には投資家の関心が高いのです。
なぜなら、世界の農業は、巨大な敷地で行われています。
そのため、農業関連は活発に取引され、投資家にも人気があるのです。
今後、スマート農業が促進され、本格的な輸出の増加となれば、世界の株式市場と同じように、投資家の人気や、注目度が高いセクターになる可能性を秘めています。
まとめ
今回は、『農業株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介しました。
『農業株』は、日本市場では人気の低いセクターでした。
しかし、農業ICTやスマート農業などにより、注目度が上がっています。
また、輸出を含めた成長戦略が打たれ、将来の成長に期待ができるセクターです。
海外進出に積極的な企業や、スマート農業に力を入れている企業の銘柄は、今後大きく業績を伸ばし、株価が上がる可能性を秘めているセクターと言えるでしょう。