元甲子園球児が教える野球上達方法・バッティングを教えるポイント

おはこんばんにちわ、ICHIです。

最近の野球人口減少が悲しくなって、元野球少年としてブログを書こうと決めました。

 

そこで、独身で子供もいない私が、「もしも自分の子供に野球を教えるなら」と想像して、野球の上達方法を説明していきます。

 

今回は、子供にバッティングを教える時のポイントを書いていきます。

 

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元甲子園球児が教える野球上達方法・バッティングを教えるポイント

子供にバッティングを教える時は、細かいポイントを押し付けてはいけません。

まずは、フルスイングでボールに当てる事だけでオッケーです。

そのためには、何を教えれば良いのでしょうか?

 

細かいポイントを教えられても分からない

子供に細かいポイントを、一杯教える指導者がいます。

ハッキリ言って、そんな事できません。

 

何とか上手くなってもらいたいのは分かりますが、細かいポイントは壁にぶつかって、本人が考えている時にヒントとして教えればいいのです。

あまりにも押し付けで教えてしまうと、訳が分からなくなって、逆に悪くなってしまいます。

 

実際私も、中学時代に色々な指導者に、全く違う事を教えられて、どうしたら良いのか分からなくなった経験があります。

それに、体の使い方や教える内容、段階は人によって違うので、型にはめた指導は本人のためになりません。

 

バッティングで大切なポイントは決まっている

バッティングにおいて、全ての人に当てはまるポイントは決まっています。

1・後ろ足に体重をしっかり乗せる

2・トップを作る

3・前側に壁を作って、体が開かないようにする

 

基本的に、この3つのポイントは誰でも当てはまります。

子供にいきなり3を教えるのは難しいので、まずは1と2を意識させて、バットを強く振る様にさせてあげて下さい。

 

後ろ足に体重をしっかり乗せる

右バッターなら右足、左バッターなら左足になります。

バッティングが苦手な人は、後ろ足に体重を乗せることが苦手です。

そのため、前足に重心が移るのが早くなり、体が突っ込んだ状態でバットを振るため、上手くいかないのです。

 

まずは、後ろ足にしっかりと重心を移すことを、意識させましょう。

この時に、つま先に重心を置くのか、かかと側に重心を置くのかは、個人によって変わります。

 

昔の教え方は、つま先に重心が基本でしたが、今ではそんなことはありません。

4スタンス理論というものがあり、こちらを参考に重心や体の使い方を覚えると、非常に効率的に練習することができます。

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後ろ足に体重をかけられる様になったら、4スタンス理論に基づいた前足に体重を移動させて、バットを強く振らせるだけです。

 

トップを作る

バットスイングをする時に、最終的にバットを振りにいく前の状態をトップと言います。

よく構え方を指導する人がいますが、構は教える必要はないです。

単純に力が抜けて、本人が自然な体制であれば、問題ありません。

 

よく構えを指導する人がいますが、意味がないと思っていいです。

後ろ足に体重を乗せ、体重移動を始めてバットを振りにいく際に、最も大切な部分はトップです。

このトップの考え方は、指導者によって変わってきます。

 

基本として間違ってはいけないポイントは、バットを振りにいく時にトップを後ろ足方向に引いてしまう事です。

強くバットを振る事を意識すると、俗に言うバックスイングが大きくなります。

これをすることによって、ボールにタイミングをあわせる事が、難しくなってしまいます。

 

最近流行っているフルスイングですが、よくプロ野球選手を観察してみて下さい。

バックスイングは小さいんです。

そうでないと、タイミングが合わないため、帳尻合わせで体の開きが早くなってしまいます。

 

そのため、スイングをする際はトップの位置を変えない事だけ意識させてあげてください。

ヒッチや、コックは大丈夫です。

 

ヒッチ・コックは簡単に言うと、ボールを内にいく際の勢いを、腕の動きでとる事をいいます。

手首だけや、上下にタイミングを取る行為なため、スイングに勢いを付けることができます。

 

トップを意識させて、バックスイングは小さく、フォロースイングは大きくとらせて、フルスイングをさせて下さい。

 

まとめ

今回、バッティングを教える時の、大切なポイントを書いてみました。

 

後ろ足に体重を乗せて、トップを作ってスイングをする。

この2つのポイントを意識させて、フルスイングをさせましょう。

 

もしも、この2点が身についてきたら、前側の壁を意識させて、開かないことを覚えさせましょう。

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