2018年8月現在、米中貿易摩擦などをきっかけに、株価が暴落しています。
8月1日~8月6日の期間で、日経平均が1,446円下落しました。
これは急激な下落で、株式投資で損失を出した人も沢山いるのではないでしょうか??
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
今回の急落は、なかなか激しいものですね。
こんな時には、一旦様子見をして、株価が底を打った時に買うのが正解です。
しかし、私は基本逆張りでトレードをしています。
そのため、今回のような急落は、買いのチャンスとして考えています。
『下落しているから、チャンスなのは分かるけど…。』
『もっと下がりそうで怖い…。』
そんな人のために、急落中の相場で買いに入る時、良い方法があります。
それが、『配当利回り』の高い株を買うことです。
そこでこの記事では、株価が急落中に『高配当株』を狙う理由を紹介します。
Contents
配当利回りを狙うなら今が買い『株価下落の時こそ高配当株の買い時』
今回のような、世界同時株安を受け、日経平均がどこまで下がるか予想がつきません。
ですが、急落の時ほど、株を買うチャンスとも言えます。
しかし、急落の最中に株を買うことは怖いですよね。
そこで、一つお勧めできるのが『高配当利回り』の株です。
配当利回りの計算
配当利回りは、
1株当たりの年間配当金 ÷ 株価 × 100(%)
上記の計算で行います。
そのため、配当金が変わらなければ、株価が下がるほど利回りが高くなります。
逆に、株価が上がると利回りは下がるのです。
株価が下がっている今がチャンス
株価が急落し、配当利回りが高くなっているからこそ、今がチャンスとも言えるのです。
特に、経営が安定し、株主還元の高い大型株は、絶好の買い場でもあるのです。
高配当株の注意点
ここまでは、『高配当株』の良い所を紹介しました。
では、次に注意点を説明します。
まず前提として、『配当利回り』で利益を出す投資は、中長期間の投資になります。
そのため、企業の業績や経営状態を調べる必要があります。
・企業の業務内容よりも配当性向が高い
・業績変動が激しい企業
企業の業務内容よりも配当性向が高い
配当とは、企業が利益を出し、その利益を株主に還元することです。
そのため、利益還元率が高い企業が良いと考える人もいるでしょう。
しかし、そうとも言い切れません。
それが、企業の利益が安定していないケースです。
そのような企業は、利益が安定していないため、配当が年によって大きく変化します。
また、利益の大半を配当に回している場合もあります。
このような企業は、株価が変動しやすく、中長期の投資に向いていません。
更に、業績や利益が落ちた時に、減配(配当を減らす)や、無配(配当を無くす)のリスクがあります。
減配や無配になって銘柄は、株価に悪い影響となり、株価急落の可能性が高くなります。
高配当を目当てに買った銘柄が、株価が急落して、損をするケースは多いのです。
業績変動が激しい企業
景気や社会情勢などで、業績が大きく変動しやすい銘柄があります。
そのような銘柄は、株価や配当の変動も大きくなります。
高配当を狙った投資は、中長期が基本となります。
そのため、株価や配当が安定している銘柄を選ぶべきです。
各セクター(業種)ごとに特徴をまとめていますので、こちらを参考にして下さい。
まとめ
今回は、株価が急落中に『高配当株』を狙う理由を紹介しました。
『高配当』を狙った投資は、あくまでも中長期投資です。
そのため、業績や利益が安定している企業を選ぶことが基本です。
世界情勢などにより、企業の実績と関係のない株価の急落は、絶好の買うチャンスになります。
しかし、配当が高いからといって、どんな企業の株でも良い訳ではありません。
配当が高くても、企業の業績や利益が安定していない企業も、世の中には沢山存在します。
そのような銘柄を買わないように、財政面のチェックはしっかりしましょう。
高い配当を受け取る変わりに、株価が下落して結果的に損をしてしまうと、元も子もありません。
注意点を頭に入れて、この急落している相場で、安く株を手に入れましょう。