おはこんばんにちわ、ＩＣＨＩです。
最近の野球人口減少が悲しくなって、元野球少年としてブログを書こうと決めました。
そこで、独身で子供もいない私が、「もしも自分の子供に野球を教えるなら」と想像して、野球の上達方法を説明していきます。
今回は、私としての野球の醍醐味バッティングを、子供に教えていきたいと思います。
Contents
元甲子園球児が教える野球上達方法【子供が好きなのはバッティング】
まずは好きになることが、一番の上達への近道です。
では、子供の時に何が一番楽しいのかと言ったら、バッティングです！！
野球というスポーツは、出場している選手全員に必ず打席が回ってきて、チャンスが平等なんです。
これって、他のスポーツと比べて、珍しいことですよね。
つまり、バッティングが上手くなれば、誰でもヒーローになれるスポーツって事なんです。
スポーツをする子は、自分が主役になりたいものです。
守備では主役になれなくても、バッティングなら主役になれるんです！！
野球を好きになるためにバッティングを好きにさせる
自分の子供には、まずバッティングを好きになってもらう事から始めます。
しかし、バッティングは難しいんです。
細いバットで、小さなボールを打つ事は、そんなに簡単な事ではありません。
そこで、バッティングを好きになってもらう第一歩として、大きなボールを打たせます。
バットにボールが当たらない事が、一番つまらないですからね。
私が子供のころ、プラスチックのバットで、物凄く太いバットがありました。
年上の友達と遊ぶ時は、この太いバットを使っていました。
最初のうちは、ボールを打つ楽しさを教えるために、これもありです。
しかし、徐々に慣れてきたら、バットの太さは普通の物に変えていきます。
ここで、突然ボールに当たらなくて、野球が突然つまらなくなってしまう子がいます。
最初のハードルです。
そこで、大きなボールを打たせます。
始めの内は、軽めのゴムボールの大きい物から始めて、ソフトボール、普通のサイズの野球ボールと変えていきます。
大きいボールを打たせる利点は、ボールに当たるからだけではありません。
思い切りバットを振ると、フルスイングは違う
大きいボールを打っていると、大きなボールを飛ばしたくなります。
この「飛ばしたい」がとても大切です。
大きいボールを飛ばすためには、強いスイングをしなくてはなりません。
最近のバッティング理論では、フルスイングが重要視されています。
ですが、思い切りバットを振るのと、フルスイングは違います。
これを一緒に考えてしまうと、子供は上手く打つ事ができず、バッティングが嫌いになってしまいます。
たぶん、間違った指導をしている人は、
「とにかく思い切りバットを振れ」
なんて教えているのではないでしょうか？
バットにボールを当てる事と、とにかくバットを強く振る事は、反比例する行動です。
そのため、バットに当てる事を重要視すると、バットを強く振れません。
子供は大人のように、同時に物事をする事は苦手です。
一生懸命ボールを打とうとしている子に、
「フルスイングしろ」
なんて怒っていませんか？？
だからこそ、大きいボールを打たせるんです！！
大きいボールをより遠くに飛ばすために、力強いスイングを覚えます。
この動作を体で覚えていくうちに、ボールに当てながら、フルスイングを覚えることができるのです。
そして、大きなボールを少しでも遠くに飛ばせたら、しっかりほめてあげましょう。
理由をつけて褒めてあげることで、もっと褒められるために遠くに飛ばそうとします。
そして、遠くに強い打球を飛ばすスイング、いわばフルスイングができる様になっていきます。
子供に教える時は、型から入らない
そして私は、子供に教える時は、型から入らないようにします。
指導者は、自分の知識を結果に出す為に、型を教えようとします。
これはこれで大切なんです。
あまりにも間違ったフォームでは、上手くいくものも上手くいきません。
それに、ケガをしてしまう可能性もあります。
しかし、バッティングは十人十色なんです。
同じフォーム、同じスイングをさせたからといって、同じ結果が出る訳ではありません。
よく聞く話ですが、世界のホームラン王「王貞治」の素振りの映像を見て、極端なダウンスイングが流行ってしまったことがあります。
それを指導者が広めてしまったせいで、ダウンスイングが基本となってしまいました。
私も幼いころに
「ダウンスイングで振れ」
と言われていましたが、あんなスイング打てません…。
まずは、型を教えるのではなく、ボールを強く遠くに飛ばす楽しさを教えて下さい。
そして、子供が「もっと飛ばしたい」「もっと上手く打ちたい」と思った時に、徐々にポイントを教えてあげればいいです。
まとめ
子供にバッティングを好きになってもらうために、何から始めるのかを説明しました。
まずは、野球が楽しいスポーツだと教えてあげて下さい。
そして、好きだから上手くなりたいと、子供が思った時に適切なアドバイスを与えればいいんです。
次回からは、バッティング上達のためのポイントを書きていきます。
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