『家電株を買うか迷っています…。』
『家電株の特徴ってありますか??』
株式投資において、業種ごとに特徴があることを知っていますか?
株式投資では、業種のことを『セクター』と言い、『セクター』ごとの特徴を知ることで勝率を上げることができます。
『おはこんばんにちわ、ICHIと申します。』
『株の収益だけで生活している、専業5年目の個人投資家です。』
株式投資をする上で、『セクター投資』は押さえておきたいですね。
なぜなら、長い期間利益を出している投資家は、自分自身の得意なセクター、苦手なセクターを理解しているからです。
更に、『セクター』ごとに株価が動く特徴があり、そこを知っているだけでも、勝率が大きく変わります。
そこでこの記事では、『家電株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介します。
Contents
家電株価の特徴『家電業界の株価が上がるポイントは?セクター投資』
家電株の特徴
『家電株』は、10~12月に年内の最高益を出しやすいセクターです。
その理由は、年末商戦やクリスマスがあるためです。
そのため、10~12月の業績が注目される特徴があります。
10~12月が売上の最盛期になるため『家電株』は、決算が四半期ごとに均一ではありません。
年末にかけて、上がりやすい傾向にあります。
家電株と引っ越しシーズン
『家電株』は、年末以外にも売上が、上がりやすい時期があります。
それが、引っ越しシーズンです。
主に、3~4月の引っ越しを伴う異動時期にも、売上の向上があり注目されます。
家電株と関連事業
『家電株』は、事業の多角経営化をしている企業が、多いセクターです。
そのため、本業となる家電事業だけでなく、関連事業にも注目する必要があります。
また、海外の家電企業の勢力が強くなっています。
関連事業の動向はもちろん、各企業ごとの経営方針にも注目しましょう。
なぜなら『家電株』は、経営が急激に悪化しやすい特徴があるのです。
業界大手の家電企業が、経営方針のズレや、方向転換などによって、突然経営の危機に陥ることは多々あります。
経営者、経営陣の動向・発言には、気を付けておきましょう。
家電株と電機株の関係
『家電株』は、電機株の業績と連動しやすい特徴もあります。
常に電機株の業績も、注目しておいて下さい。
電機株と景気
『家電株』は、景気にも左右されます。
年末に業績が最盛期を迎えることからも、想像がつきやすいと思います。
夏・冬のボーナスなど、消費者の収入が上がる時、『家電株』の売上は上がります。
その分、景気衰退などの先行き不安な状況になれば、家電の消費は落ち込み、売上・業績も下がりやすいのです。
まとめ
今回は、『家電株』セクターの特徴や、株価が動くポイントを紹介しました。
『家電株』は、10~12月に年内の最高益を出しやすい特徴があります。
また、3~4月の引っ越しシーズンにも、売上が上がりやすくなっています。
そのため、決算が四半期で均一ではありません。
他のセクターとは、決算の見方に違いがあることを、覚えておいて下さい。
そして『家電株』は、その企業の経営方針で、突然業績が悪化しやすい特徴があります。
日本の家電メーカーは、海外の企業に押されていると言えるでしょう。
買収や、経営統合も度々行われているのが現実です。
『家電株』は、身近な商品も多く、生活の中で接点があるため、株式投資の対象に選ぶ人が多いと言えます。
確かに日本の家電は、ブランド価値が高いです。
しかし、突然の業績悪化で、株価が暴落することも多々あるセクターです。
大手企業だから安心などと安易に考えず、経営状況や方針などを常にチェックして下さい。