7payの不正アクセス問題が、日々取り上げられていますね。
現金から、キャッシュレス化がどんどん進み、その支払い方法にクレジットカードを選択している人も多いでしょう。
そんな中、クレジットカードのトラブルに、あってしまう人もいるかと思います。
結論から言います。
戻ってきません!!
私は以前、カードの引き落とし業務にたずさわっていたため、戻ってこないケースを沢山見てきました。
そんな時、カード会社によって、店舗と顧客の対応に違いがあります。
クレジット業界に関係がある人であれば、知っている人も沢山いることでしょう。
そこでこの記事では、クレジットカードの小ネタを紹介します。
Contents
7pay不正アクセス問題『自分の身を守るカード会社の裏知識教えます』
まず、クレジットカードのトラブルにあってしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか??
基本的には、使用しているカード会社への連絡が最優先となります。
その他にも、
・国民生活センター
・消費者生活センター
・クレジットカウンセリング協会
・日本弁護士理事会
・警察署の安全相談
など、無料で相談に乗ってくれて、対処の仕方を教えてくれる所へ連絡することが得策です。
しかし、身に覚えがない利用金額が、必ず戻ってくる訳ではありません。
クレジットカードトラブルに強いカード会社
ここからが、今回の本題となる小ネタです。
皆さんは、トラブルに強いカード会社があることを知っていますか??
世間的に、有名なカード会社として、
・VISA
・JCB
・AMEX
・Diners
上記の4社が有名ですね。
この4社の中でも、トラブルの際の対応が若干異なります。
もちろん、契約内容に沿った問題であれば、どのカード会社でもしっかりと対応してくれます。
カード会社から入金されなければ店舗は受け取れない
基本的な内容を説明します。
クレジットカードで、店舗やネットなどで支払いをした時、すぐに店舗などに入金される訳ではありません。
店舗などは、契約している代理店から、売上の入金を受けます。
そして代理店は、クレジットカード会社から入金をされて始めて、店舗などに入金をします。
つまり、クレジットカード会社が売上と認めなければ、消費者のカード利用は認められない訳です。
そのため、代理店や店舗などに入金される前であれば、返金の可能性が高くなります。
トラブルに強いカード会社はDiners
ここからは、私の経験上の内容になります。
・身に覚えがない支払い
・カードトラブル
そんな時は、契約しているカード会社に連絡をして、返金対応ができるかを聞くはずですね。
しかし、そのトラブルの内容が、本当に本人の利用ではないと断定することが難しいケースもあります。
今回の7payの問題でも、カード会社に連絡したのに、
『警察に連絡をして下さい』
『7payに連絡をして下さい』
などの話が沢山あがっています。
そんな時、顧客を最優先に守ってくれるカード会社は、『Diners』です。
先程も触れましたが、店舗などに入金される前であれば、返金の可能性が高くなります。
しかし、カード会社も代理店も、手数料ビジネスです。
つまり、消費者の利用がなければ、会社が運営できません。
そのため、確実なトラブルでない限り、売上を計上したいのです。
しかし『Diners』は、利用者が連絡を入れた際、ほとんど売上の入金を差し止めます。
年会費が高い代わりに、顧客を守る体制は流石です。
トラブルに強いカード会社の順位
これも、私の経験上の内容になります。
順位という言い方は間違っていますが、分かりやすくするために、このような表現をしました。
VISA < JCB < AMEX < Diners
上記が、経験上のトラブルに強い順です。
ここでいうトラブルに強いとは、顧客がトラブルでカード会社に連絡を入れた際、店舗などに入金されずらいという意味になります。
例えば、顧客からトラブルの連絡が多い店舗があるとしましょう。
トラブルの内容にもよりますが、上記の順位で店舗に入金がされません。
VISAとJCBは、ケースバイケースですかね。
VISAが悪い訳ではない
勘違いされないように、一応説明しておきます。
VISAの対応が悪い訳ではありません。
現に私は、VISAを使っています。
加盟店も多く、顧客と店舗のバランスで考えていると考えて下さい。
もちろん、確実なトラブルであれば、『VISA』も店舗に入金しません。
しかし、年会費や利便性、ポイントの併用利用など、メリットが大きい分、加盟店のこともしっかりと考えているのです。
そのため、トラブルが発生した時に、店舗側を重視することも多々あります。
まとめ
今回は、7PAYの不正アクセス問題や、キャッシュレス化などから、クレジットカード会社の小ネタを紹介しました。
ネット上で安易にクレジットカード情報を入力したり、盗難・紛失などから、クレジットカードの不正利用は起こります。
家族や元カレ・元カノなど、知人が不正利用するケースもあります。
便利になればなるほど、犯罪も進化し、思ってもいないトラブルに合う危険性があります。
まずは、毎回利用したカード控えを保管し、利用明細書と照らし合わせて下さい。保証日数をオーバーすると、保証されない可能性が高くなってしまします。
今回は、クレジットカードの小ネタとして、トラブルに強いカード会社を紹介しました。
自分の身は自分で守るための、一つの知識としてお使い下さい。