株の格言『利食い千人力』『頭と尻尾は』利益確定が苦手な人への5選

儲かっていたはずなのに、利益確定のタイミングが分からず、結果的に利益を減らしてしまったり、逆に損失をだしていませんか？？

実は、利益確定が苦手な人に、ぴったりの株の格言があるのです。

この格言を頭に入れて投資をすれば、利益を増やすことができます。

利益確定のタイミングは、本当に難しいものですね。

『あの時に売っていれば、儲かったのに…。』

『まだ上がると思っていたら、株価が下落して、利益がなくなった…。』

なんて経験ありませんか？？

そこでこの記事では、利益確定が苦手な人に、株の格言を紹介します。

記事を読み終えると、利益確定の考え方が変わり、今までよりも株の利益が増えるはずです。

株で利益確定が苦手な人への格言『利食い千人力』『頭と尻尾は』5選

それでは、利益確定が苦手な人に、株の格言をいくつか紹介します。

利食い千人力

買った株の株価が上がっても、売却するまでは利益が確定しません。

利益を確定することを『利食い』と言います。

利食いは、『千人の味方に匹敵する価値がある』という意味の格言です。

上手く相場の流れに乗り、利益幅を伸ばすことは大切です。

しかし、どこかで決断して、利益を確定しなければ、全く意味がありません。

つまり、どんなに予想が当たったとしても、利益として現金にできなければ、何の意味もないということです。

もしも後悔するのなら、

『売却した後に株価が上がってしまった』

『もっと儲かったのに…。』

と、利益確定後に悔しんだほうが、結果的には利益が増えますよ！！

頭と尻尾はくれてやれ

『頭と尻尾はくれてやれ』の、頭と尻尾は儲け損ねた利益のことを指します。

株を買っている人は、『最安値で買って、最高値で売りたい』と思うはずですよね。

しかし、底値で買って、天井で売ることは、ほとんど不可能です。

買う時も売る時も、上下は少し残すくらいが、ちょうどいいという意味になります。

最安値と最高値は、利益を出すために必要なコストとして、考えるようにしましょう。

売り買いは腹八分

この格言は、2つの意味を持っています。

1つは、『最高値で売ろう』とか『最安値で買おう』と思うなという意味です。

意味としては、『頭と尻尾はくれてやれ』と同じです。

もう1つは、『相場にかける資金は適当にとどめて、全財産を使うな』という意味になります。

何事も八分目くらいにしなさいという、昔からの格言です。

バラを切るごとく売るべし

アメリカのウォール街の格言です。

利食い時を、バラが最も美しいとされる、八分咲きのバラに例えています。

誰もが欲しいと思う時が売り時で、上手く売却しないと売り逃がすという意味です。

『売り買いは腹八分』と同じ意味です。

高値おぼえ、安値おぼえは損のもと

『高値おぼえ』とは、一度経験した高値の成功体験が邪魔をして、いつまでも持ち続けていると、売るタイミングを逃し、株価が下がって損をすることを指します。

『安値おぼえ』はその逆で、安値の経験からもっと下がると思っている内に、株価が上がって買い時を失うことを指します。

過去の経験は、あてにならないことを意味しています。

経験は、手がかりにはなりますが、過信するのは危険という格言です。

まとめ

今回は、利益確定が苦手な人のために、参考になる株の格言を説明してきました。

日本でも、アメリカでも、同じ意味を持つ格言が複数あります。

つまり世界共通で、昔も今も変わらない真理ということですね。

『まだ上がる』

この考え方をやめましょう。

根拠があって、株を持ち続けることは、利益を拡大するために、非常に大切なことです。

しかし、根拠がないのであれば、まずは利益確定をして、現金にかえて資産を増やしましょう。

利益確定が苦手な人は、是非参考にして、利益を増やして下さい。